2018/07/31

2018台北フリンジ・フェスティバル

皆さん、こんにちは。今日は七月三十一日です。残した一ヶ月の夏休みをどう過ごしたいですか。暑い日々が続きますので、熱中症に気をつけてね。私は暑気払いの台湾デザートの緑豆ハトムギスープをお薦めです。緑豆とハトムギを煮て作ったスープを少し飲んで、『心火』を取ります。体も心も涼しくなりますよ!

主人は定年退職以来、いつも自分の書斎に居ますが、この一週間毎日、台北市内にある家屋の修復に努めていて、新店と台北に往復して、忙しそうな日々を送ります。主人の笑顔を見て、やはり人間がいくら年を取っても,なにかに夢中するのは最高です。

私は山の奥又は浜辺にある小さいな小屋が欲しいです。週末になると、小屋で過ごします。主人は畑で野菜を植え、私は音楽を聞きながら、本を読んだり、絵を描いたり、料理を作ったりします。時々友達を誘って、屋外キャンピングして、小さな野外のたき火を囲んで、皆順番に若い時の偉いことを語ります。晩年に親友とのんびりして行きたいです。皆さんはいま一番夢中していることはなんだろうか。どんな老後を送りたいですか、教えて下さいませんか。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月30日17時35分『7年前の原発の事故のあと福島県浪江町で初めて「相馬野馬追」』というニュースです。福島県相馬地方伝統の夏祭り、「相馬野馬追」が28日から始まり、2011年の福島第一原子力発電所(原発)の事故のあと休止されていた浪江町では、8年ぶりに騎馬武者たちの行列が復活しました。

「相馬野馬追」という祭りを1000年以上前から行っています。28日、浪江町では武士の姿をした50人ぐらいの男性が馬に乗って町を回りました。強そうな武士や馬を久しぶりに見て、みんな喜んでいました。いわき市で生活している男性は「小さいころから見ていた祭りをまた見て、浪江町に戻りたい気持ちが強くなりました」と話していました。相馬野馬追は、30日まで3日間行われます。

先週の火曜日の夜、日本の映画会で『311以後の福島』のドキュメンタリー映画を見て、福島第一原子力発電所の周りの浪江町、大熊町、双葉町の住民たちは生活に苦しむ様子を見て、今は「相馬野馬追」が復活されることを知り、とても嬉しいです。

七月二十七日(金曜日)午後、私が残されて、主人は一人で家屋の修復に行ってしまって、たぶん昨日の私が邪魔だけでした。邪魔って、彼は工事をした時に、私はただ側に黙っていて、本を読んでることだった。そういえば、手先より、私はやはり頭が器用です。修復のことに手を入れなくてもかまわなくて、家でマーティン・スコセッシが2011年、初の3D映画『ヒューゴの不思議な発明』を見ました。

『沈黙 -サイレンス-』より、『ヒューゴの不思議な発明』はずっと面白い映画だと思います。また子供の心を持つ私は子供に向け映画が好きだから。映画の中に、本屋さんもあれば、玩具屋さんもあります。子供がすきな冒険、秘密、魔術、人工知能(automaton)、映画、ミステリー、図書館があるので、とても想像力を刺激する映画でした。今まで見たスコセッシの映画の中に、一番好きな映画は『ヒューゴの不思議な発明』でした。子供を励ます名句が沢山ありましたから。

1895年にリュミエール兄弟が映画(駅に走ってる汽車)が発明以来、映画制作者は新しいミディアムで物語を語れて、1902年ジョルジュ・メリエス (Georges Méliès)は、フランスの映画製作者で、映画の創成期において様々な技術を開発した人物である“世界初の職業映画監督”と言われています。撮影を通して現実を操作し変換する能力から、最初の"Cinemagician"とも呼ばれました。

映画による、夢をかなえます。メリエスの最も有名な作品は1902年の映画『月世界旅行』と1904年の映画『不可能を通る旅』です。どちらも不思議な宇宙旅行を描いた作品で、初期の重要なSF映画とみなされているが、描き方はファンタジーに近い、小説と映画『ヒューゴの不思議な発明』にも登場しています。

夜、瓊瑤が書かれた『雪を降る前にー最期のレッスン(雪花飄落之前ー我生命中最後的一課)』を読み終えました。台湾で一番優れた愛情小説の書き手として、瓊瑤は寝たきりのご主人のことを詳しく述べて、安楽死(euthanasia)のことを呼び掛けました。愛しい人がずっと横になって、考えられず、話せず、ただチューブ栄養法で、命を延ばすことが、家族にまた患者に意味があるかどうか、読者と一緒に分かち合いました。

私は安楽死のことが賛成します。終末期患者に苦痛を与えずに死に至らせることは一番情け深いことだと私は思います。人間はふさわしい時に死を選ぶ自由を与えられるべきです。本人の事前の希望による、安楽死をして、尊厳死を表現する場合ではないでしょうか。超高齢社会に向けた台湾はいち早く安楽死のことを検討しないといけないと思います。

七月二十八日(土曜日)午前中、住んでいるコミュニティでただの健康診断があるので、全部の項目を受けました。尿と血液の採取、パパニコロウ塗抹とマンモグラフィー。パパニコロウ塗抹がされた時に、「子宮頸が委縮されたそうです」と先生のコメントを聞いて、「外見ではなくて、中身も老化して、しみとしわが美容手術で治せますが、内臓が若く見えることが不可能だろう」と私は返事ました。いつもマンモグラフィーが大嫌いな私は、優しい技術者に四枚のマンモグラフィーを取らせました。痛くて、我慢できました。一ヵ月後また健康診断の結果を皆さんにご報告いたします。

午後、台北市立美術館地下F區で、グループ朗読:《宗教について、日本人と台湾人の対話,1707年》読書会に参加しました。二十人以上の集まり、英語、台湾語、中国語、日本語で、自分が好きな話し言葉で、事前に配られた講義を順番に読み廻りました。グループ朗読を聞きながら、私は遠藤周作が書かれた沈黙の中にロドリゴ神父と井上筑後守との対話を頭の中に浮かびました。面白い経験でした。

夜、瓊瑤のご主人の平鑫濤が書かれた『さかのぼり(逆流而上)』を読み終えました。出版、映画、テレビなど様々な大衆伝達の媒体事業をいとなんでた平鑫濤は瓊瑤と共に素晴らしい愛の世界を築いて、2016年3月から、チューブ栄養法で、命を延ばして、今の現在までにまた生きています。

七月二十九日(日曜日)午後、エイレネを誘って、一緒に2018台北フリンジ・フェスティバルに出しました。私は2010年に初めて台北フリンジ・フェスティバルで、シェイクスピアの演劇を演じて以来、毎年台北フリンジ・フェスティバルの開幕式に参加します。今年は大稻埕永樂広場での開幕式に、一対一のイベントに申し込んで、一人の観客と一人のフリンジアーティストと下町の小散歩ができて、迪化街を15分ぐらい歩き回って、演劇を演じる人と見る人を繋いで、いい発想だと思います。私は若い女子大学生のフリンジアーティストと一緒に社会問題についていっぱい話し合いました。彼女たちは『汚染』という劇を公開します。https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=W5WiGbem7D4

夜、エイレネとフリンジ・フェスティバルクラブ(大稻埕ビジターセンター)で、お見合いパーティに参加しました。暑気払いのビールを一本無料でもらって、賑やかな飲み会が始まりました。夜の店の女王の夢蘭嬌と一緒に写真を取ったり、二千以後生まれた若い人の好きな話題を聞いたりして、涼しい一晩中でした。

七月三十日(月曜日)午後、マーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリー映画『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を見ました。二十世紀を代表するアーティストの一つであるザ・ビートルズ (The Beatles)の四人メンバーはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターです。その中のジョージ・ハリスンついての音楽ドキュメンタリーで、ハリスンの子供時代から晩年まで、17歳でビートルズに加わり、富と名声を手にして、ビートルズ解散後、瞑想と精神世界における自己の鍛錬が人生の中心になって、癌で亡くなったあと十年の2011年にできた映画でした。2部を見て、3時間半もかかって、ちょっと長すぎると感じてますが、二十世紀の音楽世界にある人と事と物を勉強になりました。

夜、台北紅坊國際村を作り上げたRoma MehtaはTED x Taipeiで地域コミュニティの大切さについてのスピーチを聞いて、同感を惹かれました。深い聞く文化を培う台北紅坊國際村の活動に何回も参加してた私はRoma Mehtaの志を目指して、台北市立図書館でボランティアグループを成立して、皆は手を合わせて、良い自分そして良い他人に努力して、いいコミュニティを作ります。http://tedxtaipei.com/talks/an-artists-view-of-community-building/

2018/07/27

スコセッシ監督と映画

皆さん、おはようございます。今日は信念(conviction)という話しを始めさせていただきます。第二次世界大戦の時、栄養不良のせいで、『ハクソー・リッジ』のデズモンド・T・ドスは肺結核に患っても、87歳に亡くなれ、同じ戦争の時、『タイヤル族王女の母親と日本人警察の父親』の下山一さんはマラリアに患っても、80歳に亡くなれ、遠藤周作が書かれた歴史小説の『沈黙』に江戸時代初期のポルトガル人のセバスチャン・ロドリゴ神父(岡田三右衛門)は厳しく辛い心身試煉を受けても、83歳に亡くなれ、三人ともクリスト教徒であれば、三人とも強い信念を持つ人間でした。

私は信念ということを信じてます。信念があれば、心身とも[専念]して、前向きエネルギーを湧いて、困難を乗り越えられます。宗教を信仰しない私はまず自分の小さな力を信じて、毎日を大切して、身につけられた知識やスキルを地域の人々に分かち合って、精いっぱい笑顔で生きて行きます。皆さんも信念を持って、一緒に人生の道を歩んで行こう!

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月26日11時30分『青森県八戸市の港でサバの漁が始まる』というニュースです。日本全国有数のサバの水揚げ量を誇る青森県八戸市の八戸港で、今シーズンのサバの水揚げが始まりました。毎日サバを1000tぐらいとれていて、缶詰やしめさばなどにします。サバの長さは25cmぐらい、重さは180グラムほどと全体的にやや小ぶりでした。市場の競りでは、いつもの年より安い10kg200円から300円になりました。市場の人は「大きいサバがもっととれるようになってほしいです」と話していました。八戸港のサバの水揚げは12月下旬まで続きます。

私はサバが好きです。焼いても、揚げても、味噌汁にしても、特に、サバのお腹の部分が油っぽくて、美味しいです。サバ、タラ、マス、サケ、タイなどの魚料理を食べるとき、外見を見て、魚の名前が分かりますけど、目を隠したら、どんな魚を食べるか、たぶん分からないかなぁ。これから、魚を食べる時、目を閉じて、味をよく味わいます。自分の舌で、魚の種類が区別できるようになりたいです。

七月二十四日(火曜日)午後、マーティン・スコセッシ監督は1977年のドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』を見ました。映画の始まりに音声を高くしなさいと勧められました。1976年11月25日の感謝祭に、あの“ザ・バンド"が16年に渡る演奏活動に終止符を打ちました。スコセッシ監督は『ラスト・ワルツ』という「さよならコンサート」をとるばかりでなく、ザ・バンドの五人のメンバーへのインタビューと彼らへの熱き思いを込めて映画でした。『ラスト・ワルツ』を見て、ザ・バンドの五人仲間が音楽の道を歩んできた感想を聞いて、メンバーたちの堅い結束力も感じてました。音楽も好きなあなたに、お勧めです。

私は音楽が大好きです。音楽であれば、全部好きです。毎週日曜日夜日本衛星放送BS-TBSにある『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』を必ず見ます。永遠の一曲の歌手ではなくて、名曲の製作について、作詞家と作曲家のことも知ります。

時代を超える名曲の源流を辿る〜 BS-TBS『SONG TO SOUL~永遠の一曲~』 BS-TBS担当プロデューサー 澤井研志氏インタビュー
https://www.musicman-net.com/focus/63511

夜、台北市羅斯福路にある「フレンドシップ・ランゲージ」教室で、日本から柴口賢一の映画会に出ました。六月十五日に日本台湾交流協会で見た『宮城からの報告』の続く『311以後の福島』のドキュメンタリー映画を見て、「原発事故から7年学校現場の推移」のレポートを聞きました。

原発事故のために避難を余儀なくされた、福島県浜通り地方の学校現場の様子の「私たちは忘れない〜福島避難区域の教師たち」(2012年・33分)と「福島浜通りの学校」(2015年・40分)を見ると、避難先の学校を間借りして授業再開、しかし、住民は各地に散り散りになり、登校する子どもたちは極めてわずか。そして、遠距離通勤を強いられる教職員のことを知りました。大変でした。
   
僅か八人の集まりの映画会、日本人半分、台湾人半分でしたが、福島県浜通り地方の様子を見て、あそこに暮らしている人々の苦しみと悩みを共感しました。自分の共感力を鍛えること、相手の立場を理解することを理由に『311以後の福島』映画会に出ました。

同理心(Empathy) vs 同情心(Sympathy)
https://www.youtube.com/watch?v=3kgKanOYSsU

七月二十五日(水曜日)2003年の9月にニューヨークのRADIO CITY HALLでやった『SALUTE TO THE BLUES』というマーティン・スコセッシが総指揮して作った大イベントの映画を見ました。アメリカでW.C.HANDYの「セントルイス・ブルース」が世に出てから、2003年が百年目でした。それを記念して2003年はブルースがめっちゃ盛り上がりました。

『SALUTE TO THE BLUES』はアメリカの音楽の歴史的大集合で、ブルース・ムービープロジェクトの最終章"LIGHTNING IN A BOTTLE"というドキュメンタリー映画でした。当時に出場された素晴らしいアーチストとミュージシャンが十五年を経って、現在には、たぶん半分以下しか活きていないと私は思います。ブルースの音楽に惹かれたいあなたに、見逃せないドキュメンタリー映画です。

過去一週間、アメリカ音楽についての映画を三つも見ました。マーティン・スコセッシ監督の1977年の『ラスト・ワルツ』、2005年の『ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディラン』と2013年の『SALUTE TO THE BLUES』。音楽の勉強も、英語の勉強もできて、英語の字幕を見ると、単語がいっぱい出てくる、普通二時間の映画ですが、四時間もかかって、知らない歌手の名前を聞いて、インターネットで探し、できるだけ、馴染めない歌のメロディをちょんど覚えておきたいです。

マーティン・スコセッシ監督のお蔭で、アメリカ南部の音楽の世界に戻れました。二十代前半の私は、太平洋を渡って、アメリカのルイジアナ州へ行って、七十年代末からニューオーリンズで四年間の留学生活をしました。辛いルイジアナ医学院の大学院の授業の傍らに、週末のフレンチ・クオーターで、ジャズを聞くのが懐かしいです。

七月二十六日(木曜日)腰の痛みが緩んできました。良かったです。主人は川村明先生が書かれた『5秒 ひざ裏のばしですべて解決 ― 壁ドン!』を推薦してくれました。https://www.everydayhealth.com.tw/article/19600

午後、主人と一緒に台北市にあるマンションを修復し始めます。屋根から水が漏ることを一生懸命を探してます。夫婦協力で家屋工事をするのは初めてです。今度友達を誘って、家屋修復お祝いのパーティーを開きます。

夜、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』を見ました。二時間四十分です、中国語字幕のみ、英語字幕なし。

『沈黙 -サイレンス-』という時代映画を台湾で撮影を知ってから、初めてマーティン・スコセッシ監督のことを知り、そして、スコセッシ監督の映画をいっぱい見て、ほんとうに素晴らしい映画監督です。スコセッシ監督はカトリック教徒であり、30年前から、『沈黙 -サイレンス-』の映画の製作することを考え始めました。映画に対して、信念を強くもつマーティン・スコセッシ監督へ、ありがとうございますと言いたいです。

お知らせ:

グループ朗読:
《宗教について、日本人と台湾人の対話,1707年》読書会
日時:7月28日(土曜日)午後三時半から五時まで
会場:台北市立美術館地下F區

2018 Taipei Fringe Festival開幕式
日時:7月29日(日曜日)午後二時から
会場:大稻埕永樂廣場(迪化街一段21號前廣場)

2018/07/24

日本文学と映画

皆さん、こんにちは。最近急に腰が痛くて堪らない。腰痛を最も抱えている年代は40~80歳であり、年齢が高くなるほど高率であると言われてます。たぶん私は毎日長時間にずっとパソコンの前に座って、わるい姿勢のせいかもしれませんが。

「私は子供ができましたようです」と主人にそう言いました。主人はビックリしました。「へー!古いカキが真珠を生む?高齢産婦?」と主人が冗談で答えてくれました。「私の歩き方を見て、妊婦みたい、両手で腰を支えながら、ゆっくり動きます。子供が一人も生まない私はやっと母親の偉さを分かりました。」と私は返事しました。

下腰の痛みを引き起こす原因をまた詳しくわかりませんが、たぶんぎっくり腰あるいは筋膜性腰痛であるかもしれません。この一週間、毎晩主人にマッサージしてくれて、来週腰痛の状況が改善できないと、病院へ行って、レントゲン検査を受けます。年を取るに連れて、体にいろいろな問題が出てくるわけです。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月23日17時10分『2020年東京オリンピックとパラリンピックのマスコットの名前が決まる』というニュースです。2月に子どもたちが選んだマスコットは、22日、マスコットの名前は「ミライトワ」と「ソメイティ」になったと発表がありました。

オリンピックのマスコット「ミライトワ」は、「未来」と「永遠」を結びつけ、「素晴らしい未来を永遠に」という思いが込められています。一方、パラリンピックのマスコット「ソメイティ」は、桜の「ソメイヨシノ」と英語で「力強い」という意味の言葉「so mighty」を掛け合わせた名前だということです。

日本人はすごいです。いつも新しい言葉を作りあげて、全世界に発信します。2020年東京オリンピックとパラリンピックのチャンスによる、日本の子供たちが選んだオリンピックとパラリンピックのマスコットの名前を世界の子供にアピールすることは素晴らしいと私は思います。

七月二十日(金曜日)今日は土用の丑の日です。日本からの友達と台北市中山北路にある有名な鰻屋さんの肥前屋で鰻丼を頂きました。列の長さが普通より短かったんです。私たちと台湾人の顧客と相席して、台湾人はほとんど土用の丑の日のことを知らなかったんです。ただ、「土用の丑の日に、うなぎを食べたら、ついてる」と聞きました。私は「土用の丑の日に、うなぎを食べたら、長生きになる」と答えました。

お腹が一杯になって、街角にあるコンビニでコーヒーを買って、逸仙公園(いつせんこうえん)で、のんびり話し合いました。とても静かな場所です、台北駅のオアシスだと日本友人と評しました。逸仙公園は中華民国の国父の孫文先生の号、逸仙に由来して、孫先生が1913年台湾を訪れた際に宿泊した日本統治時代の高級割烹旅館「梅屋敷」の一部が保存されているために逸仙の名が採用されています。公園の周りは大陸風の壁に囲われているが、内側を伺うと日本家屋の屋根も見える公園の目玉です。

夜、マーティン・スコセッシ監督は2005年のドキュメンタリー映画『ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディラン』を見しました。私はボブ・ディランの話し言葉を聞いて、そしてマーティン・スコセッシ監督の紹介も見ました。ボブ・ディランと彼の音楽を認識するため、お勧めの映画です。アメリカ音楽の流れも覗けます。
https://www.amazon.co.jp/Direction-Home-DVD-Bob-Dylan/dp/B000A0GP4K

ディランさんは2016年ノーベル文学賞の持ち主、受賞の賞金800万クローナ(約1億円)です。受賞講演は「でも、歌と文学は違う」、ロサンゼルスで収録されたという講演は27分程度で音声のみ、映像はない。ディランさんの講演は、「ノーベル文学賞を受賞した時、最初はなぜ、私の歌が文学に関係あるのか戸惑ったが、それについてじっくりと考え、文学と私の歌がどう繋がっているのか理解したいと思った。そして今からその答えについてお話をしようと思う」と始まります。音楽との出会い、作曲を始めるに至る経緯などを語っている。古代ギリシャのホメロスの叙事詩「オデュッセイア」、メルビルの「白鯨」、レマルクの「西部戦線異状なし」などの世界的に有名な文学作品に触れ、文学も音楽も「意味そのものよりも人を感動させることがすべて」だ、と語りました。
Bob Dylan 2016 Nobel Lecture in Literature
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=6TlcPRlau2Q

素晴らしいアメリカ歌の伝統から新しい詩的な表現を作りあげるので、ボブ・ディランは2016年ノーベル文学賞を与えましたとノーベル賞委員会が述べました。

七月二十一日(土曜日)午後、黃金女郎トーストマスターのエイレネと一緒に台北市大直にある芸術センターで行う日本友人の友達の広沢仁の版画展に出席しました。私は「どうしてレビヤタンというテーマになさる」と広沢さんに伺いました。「瀬戸内海に生まれ、幼い時クリスト教徒で、中学校を卒業して、山口県を出て、瀬戸内海を渡って、大分高校、東京武蔵野芸術大學、大学院を通って、その時海と水に対してる孤独感をレビヤタンという「巨大な海獣」が持つ見えない力を感じるさびわびの小島に懐かしい人、事、物をイメージすること」と答えてくれました。だからこそ、版画に赤い傘、立ち小便がありました。

版画展を見学して、エイレネとバスで金山ビーチ蹦火祭りへ参りました。まず、黃金温泉に入浴して、腰痛を緩みました。そして青鱗魚干しを食べて、大雨の中に全身濡れたままに、金山特有な「蹦火仔」漁法を見て、すごく印象的蹦火祭りでした。
金山「蹦火仔」漁法 https://www.youtube.com/watch?v=DOv4UGQeRS4

大雨のお蔭で、ビーチコンサートの観客が少なくて、私はエイレネと一番前と真中の椅子に座れ、側に警察専用のレーンコートを着ている警察さんが男女二人と可愛い柴犬の警犬が一頭いました。私は柴犬と遊びながら、陳宏銘さんが七十年代に作った民歌を聴き、懐いておりました。

被遺忘的時光 作詞:陳宏銘 作曲:陳宏銘
https://www.youtube.com/watch?v=OEScDGTtkZE
是誰在敲打我窗,是誰在撩動琴弦,
那一段被遺忘的時光,漸漸地迴昇出我心坎。
是誰在敲打我窗,是誰在撩動琴弦,
記憶中那歡樂的情景,慢慢地浮現在我的腦海,
那緩緩飄落地小雨,不停地打在我窗,
只有那沉默無語地我,不時地回想過去。

七月二十二日(日曜日)一日中、林口長庚病院で、薬剤師研修に参加して、単位を取りました。

七月二十三日(月曜日)午前中、下山操子が書かれた『流転家族‐タイヤル族王女のお母さんと日本警察のお父さんと私の物語』を読み終えました。日本統治時代の蕃童教育を少し分かってきました。蕃童教育所は四年、八歳から入学、卒業してから、二年の補習科に進学します。蕃人公学校は六年、教科書は蕃人讀本です。公学校を卒業して、二年の高等科に進学します。太平洋戦争の時に、高等科を卒業して、二年の青年学校へ行って、軍事化教育を受けます。

1930年10月27日に行われた霧社事件(むしゃじけん)と翌年の1931年4月25日に第二霧社事件のゆえも違う視点から見てきました。主人公の下山一は戦後、帰化して、中華民国の国籍を取って、 林光明と改名されました。

夜、メル・ギブソン監督は2016年の伝記映画『ハクソー・リッジ』(Hacksaw Ridge)を見ました。主役(デズモンド・T・ドス)を演じるアンドリュー・ガーフィールドは2017年アカデミー賞主演男優賞の候補者の一人でした。太平洋戦争の沖縄戦で衛生兵として従軍したデズモンドは敬虔なキリスト教徒であり、沖縄戦で多くの人命を救ったことから、「良心的兵役拒否者(Conscientious objector)」として初めて名誉勲章が与えられた人物です。

「ハクソー・リッジ」のロケ地は1945年4月沖縄戦において、浦添城址の南東にある「前田高地(Maeda Escarpment)」ではなくて、オーストラリアの南ウェールズの農場で作り上げられた戦場です。アメリカ官と兵は全部オーストラリア人が演じました。

「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地は北側が急峻な崖地となっており、日米両軍の激戦地となったことから、米軍がこの崖をハクソー(Hacksaw=弓鋸)と呼びました。米軍が「ハクソー・リッジ」を攻めたら、沖縄を取れる、そして日本本島だと思いますが。結局は、沖縄戦は第二次世界大戦の太平洋戦争で、殺された人が一番多くて、日米両軍と民間人らを合わせた死者は約二十万人でした。

デズモンドは自分のことを映画化されるのが遠慮で、2006年亡くなって、デズモンドの息子から、許可を取って、映画が出来ました。デズモンドの息子は映画「ハクソー・リッジ」を見て、とても良い配役の映画で、自分の両親を思い出したと述べました。

最近見た映画と読んだ本は歴史の勉強になって、時間がかかって、成長しました。来年台北市立図書館で、「日本文学と映画」の読書会を開く予定です。今年の夏休みに精いっぱい日本映画を見ます。

お知らせ:

2018 Taipei Fringe Festival開幕式
日時:7月29日(日曜日)午後二時から
会場:大稻埕永樂廣場(迪化街一段21號前廣場)

2018/07/20

私の物語

皆さん、おはようございます。外国語を自由自在に操る人のことを見て、羨ましいとは思わない。実はですね!外国語を身につける目標を立てば、毎日努力を重ねて、なんと認知症を防いだり、豊かな人生になったり、さらには人間関係までも上手になったと私は信じてます。

外国語の勉強には、環境が要ります。毎日外国語を使うチャンスがありましたら、知らず知らずのうちに、流暢な外国語が自然に口から出てくるわけです。トーストマスターズクラブはその環境の一つです。例えば、日本語を勉強し始めてから、色んな日本語の堪能な方に出会えて、日本演歌、日本舞踊、落語など、日本言語と日本文化にだんだん馴染んで来ます!

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月17日11時30分『フランスで日本文化を紹介するイベントが始まる』というニュースです。「ジャポニスム2018」はフランスのパリで開き、来年の2月までフランス各地で日本の美術品を見せたり、歌舞伎などの伝統芸能の公演を行ったりします。日本文化を発信する行事としては過去最大の規模となります。

日本とフランスが交流を始めてから160年になります。豪雨による災害対応のため海外出張を取りやめた安倍総理大臣に代わって、河野外務大臣が「ジャポニスム2018」開幕式に出席しました。フランスのニセン文化相は「日仏両国の歴史ある、たぐいまれな関係をしたもので、非常にうれしく思っている。」と述べました。

グローバル化が進みつつある今は、あちこちで、異なる民族・文化の間で衝突・紛争が生じている現在、異文化の壁に挑む「ジャポニスム2018」は日本から国境を越えて、自らの民族・文化の良さをフランスの人々に紹介するのは世界平和への道を歩んで行く模範だと私は思います。

七月十七日(火曜日)私は本を読むのが大好きです、特に、百年の間に台湾で行われたツルーストーリーです。今、読んでいる瓊瑤が書かれた『私の物語』と下山操子が書かれた『流転家族‐タイヤル族王女のお母さんと日本警察のお父さんと私の物語』は中国と台湾、日本と台湾、多種多様で変化に富む台湾の百年の物語です。

午後、映画の勉強が始まりました。尾形一成氏が演じる『先生と迷い猫』を見ました。猫好きな人にとって、お勧めな映画です。主役の野良猫が色んな町中の人々に愛され、玉子、千尋、空、ミイなど名つけられました。迷子になったみけねこを通して、地域の皆さんは仲間意識を築きました。尾形一成氏が演じる一人ぼっちお高くとまる校長先生も皆と協力して、結局とこるは、野良猫が見つけなかったんですが、とても観賞しやすい映画でした。

尾形一成氏演じる映画を探しているゆえには、尾形一成氏が『沈黙』の井上筑後守の役を演じて、良い評判をもらいました。ロサンゼルス映画批評家協会賞の助演男優賞の次点入賞を果たしました。今度皆さんを誘って、一緒に『沈黙』を観賞しましょう、井上筑後守の役を演じる尾形一成の演技を見ましょう。

七月十八日(水曜日)午前中、景新図書館に十階の教室で「水性顔料インク画」の授業に参加しました。三時間の授業で、二種類の表現方法を勉強しました。色や輪郭をぼかすことと重ねること。水彩画と違います、インク画は紙の上に水遊びを感じさせます。

夜、マーティン・スコセッシ監督の映画『ニューヨーク・ニューヨーク』を見直しました。1977年、台北医学院薬学部を卒業したばかり、『ニューヨーク・ニューヨーク』を見たが、女優ライザ・ミネリが歌ったテーマ曲を今もよく覚えてますが、ストーリーをほとんど忘れてしまいましたけど。

New York, New York Lyrics & Music:Fred Ebb/John Kander
https://www.youtube.com/watch?v=ge7NiJuSpac

Start spreadin' the news, I'm leavin' today I want to be a part of it
New York, New York
These vagabond shoes are longing to stray Right through the very heart of it
New York, New York
I want to wake up, in a city that never sleeps And find I'm king of the hill
Top of the heap

These little town blues, are melting away I'll make a brand new start of it
In old New York
If I can make it there, I'll make it anywhere It's up to you,
New York New York

そうですねぇ!競争厳しいニューヨークで生きられると、世界中何処でも生きられる、全部自分次第です。

対日戦勝記念日にニューヨークで出会ったサックス奏者とジャズ歌手の二人が愛し合い、別れを経験しながら人生を歩む姿を描く映画です。1945年戦争の直後、若いミュージシャンが二人ニューヨークで出会って、愛し合いながらも愛する音楽のため、別れなければならない辛いラブ・ストーリーを語りました。やや三時間の間に、人生の不安定感と新婚男女二人の競争と指摘、相手の立場から見ないことを見て、考えさせられる映画でした。

七月十九日(木曜日)瓊瑤が1990年に書かれた『私の物語』を読み終えました。台湾五十代以上の人にっとて、人気ある瓊瑤の恋愛小説を読んでない人がいないだろう。私は中学時代に瓊瑤が1960年に書かれた第一号長編小説『窓外』が読んだことがたしかにあったけど、はっきり覚えませんでした。今度読み直したいです。

瓊瑤の『私の物語』を一気に読んで、さすがに素晴らしい人気小説家だけあって、上手くストーリを組み合わせて、順序に語って、とても読みやすい自伝が書かれました。時代の流れに、皆それぞれ、揺られて、流れてゆく、あなたも、私も。

お知らせ:

日時:7月24日(火) 19:00~21:00
会場:「フレンドシップ・ランゲージ」教室
住所:台北市大安區羅斯福路二段79號607 (MRT古亭駅3番出口スグ)
内容:
1.映画上映 (製作者/湯本雅典) 
  ①「私たちは忘れない〜福島 避難区域の教師たち」(2012年・33分)
          あの日、家族と共に車で避難した人々。
          まさか長期にわたるとは誰も考えず、と
          りあえず2,3日のつもりで家を後にした。
          しかし・・・。
  ②「福島 浜通りの学校」(2015年・40分)避難先の学校を間借りして授業再開。しかし、住民は各地に散り散りになり、登校する子どもたちは極わずか。そして、遠距離通勤を強いられる教職員。
2.レポート「原発事故から7年 学校現場の推移」事故後の浜通り地方の様子を、資料も提示しながら報告する。(報告者/柴口賢一  資料提供/柴口正武)

申込:下記のメール、または電話にお名前と連絡先(メールアドレス)をお知らせください。mail/shibakuchi@gmail.com tel/0901-003-342(柴口)

2018/07/17

トーストマスターズクラブ

皆さん、おはようございます。七月七日の小暑を過ぎて、二十三日を大暑を迎えます。七月って、やはり天気が暑いですねぇ!猛暑の日々が続いて、夏バテを防ぐにはどうすればいいのか。自分の体をどうすれば守れるのか。中国人は漢方薬を飲むより適当な食物を食べた方が良いとよく言われます。特に季節変化された時に、食べ物にちょっと拘りしたら、養生ということができますよ!

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月13日11時30分『成田空港「土用のうしの日」に食べるうなぎが着く』というニュースです。今年の「土用のうしの日」は7月20日です。日本ではこの日にうなぎを食べる習慣があって、今たくさんのうなぎが中国や台湾から成田空港に着いています。養殖に使う稚魚のシラスウナギの不漁のため、輸入のうなぎも去年より2~3割高め、1キロ5000円ぐらいになっています。

土用の丑の日とは、土用の期間に訪れる丑の日の事を指しているのです。「土用」は立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の「期間」を示す言葉です。2018年は夏に土用の丑の日が二回あります。七月二十日を「一の丑」、八月一日を「二の丑」と呼びます。

せっかく「土用のうしの日」ですから、私も夏負けしないで、友達と一緒に台北市内にある人気のうなぎお店で食物補いしたいです。「土用のうしの日」には、『う』の字が附く物を食べるべきです。鰻以外には瓜、梅干、うどん、牛肉(うし)も食べます。

七月十三日(金曜日)今日は十三日の暗い金曜日ですが、世界のどこかに不幸なことが行われないように、心から祈っております。

一日中、家にいました。土曜日午後、桃園成功と山川バイリンガルトーストマスターズクラブ合同例会でのゲストスピーチのパワーポイントを準備したり、クルーズ旅の絵巻を書いたりしました。夜は更けていても、また起きていました。トーストマスターズ仲間の前にスピーチをする素晴らしいチャンスが与えられて、嬉しかったです。

私は旅に出た時、いつもノートを持って、紀行を書いたり、絵を描いたりする習慣がありましたが、マジェスティック・プリンセスに乗った前に、空白の絵巻を二つ用意して、何処へ行っても、絵巻を持って、記録をしました。頭に記憶をさせるためであれば、スピーチのテーマと内容を探すためでありました。

七月十四日(土曜日)午前中、バスに乗って、新店から桃園へまいりました。日本からのトーストマスターの上見さんと一緒に桃園景福宮の近くにあるブラウンカフェで昼食しました。上見さんは私の知り合いで、三年前に横浜你好トーストマスターズクラブを作り上げて、日本では第一号の中国語トーストマスターズクラブの創立会長でいらっしゃいます。

午後、久しぶりに桃園成功バイリンガルトーストマスターズクラブの例会に参加しました。以前、桃園国民小学校に冷房が付く地下会議室で行った例会を一階にある自然教室に移って、扇風機も運転してない部屋に二十数人が一緒に例会をやることが初めてでした。皆の勉強熱心には実に感心しました。

中間休憩に、役員たちがお八つをたくさん用意して、西瓜、バナナ、お菓子など、会員皆は一緒に食べながら、仲良し話し合いました。中間休憩の後は、私の出番でした。旅行の写真がいっぱいあって、お喋り好きな私は時間を上手くコントロールできませんでした。マジェスティック・プリンセスのクルーズ旅にいてのパワーポイントを三分の一も話し終えないと時間でした、しかも時間大オーバーでした。

来年四月の末、台湾トーストマスターズ春季大会が終わってから、日本のゴールデンウィークで、台湾と日本のトーストマスターズ仲間が三十人以上、日本改元をお祝いして、一緒にマジェスティック・プリンセスに乗るようと私は今年七夕の願い事の一つです。

夜、柚子花花という桃園にある有名な客家菜料理屋さんで懇親会が開きました。三リットル桶が二つの台湾生ビールを飲んだり、拳遊びしたり、とても賑やかでした。じゃんけんを始めとして、色いろな日本式の数拳、中国式の数拳、台湾式のじゃんけん(パラ拳)をやって、昔宴会の場面を思い出して、懐かしかったです。これからも、拳遊びを勉強したいです。私の側に座った上見さんは嬉しそうな顔をして、横浜你好トーストマスターズクラブでのスピーチの内容を見つかったと呟きました。楽しい懇親会が終わって、バスに乗って新店に戻りました。

七月十五日(日曜日)午前中、朝寝坊を満喫しました。

午後、映画の勉強が始まりました。キャスティングについて、監督マーティン・スコセッシはこう言いました。映画の監督の仕事には、九割はキャスティングです。適当な俳優を選んで、正しく物語りを言うけれども、脚本に役目を拘られなくて、広い心を持って、誠実に役目を演じて、俳優たちはお互いに切磋琢磨で映画の真髄をもたらして、観衆に映画のストーリーを信じさせることです。

6月14日から7月15日にかけて、ロシアで開催された2018ワールドカップの決勝戦はいよいよ今晩です。フランス対クロアチアの試合を見る人は世界中に何億人以上いるはずです。私はサッカーに興味を待たないし、スポーツのロテリーを買ってないし、通夜でスポーツの試合を見るのは苦手でした。

七月十六日(月曜日)午前中、世界中一番話題になるのはやはり2018ワールドカップの最優秀のフランスチームでした。イタリアに住んでるいとこはちょうどフランスのカンヌで娘と孫と休暇をして、一晩中フランス人は大騒ぎで、全然眠れなかったとフェイスブックで文句を言いました。

台北市杭州南路にあるマンションの改装について、室内装飾家と相談しました。長年そのマンションを友達に貸して、つい友達が上海に移住することに決まりました。二十五年前に、仕事に交通時間を節約するために購入したマンションはいまの価値がどのくらいでしょうか。毎月少し家賃をもらって、小遣いになります。

夜、また映画の勉強が始まりました。赤い腰帯の上に大きな白い文字の『限』が書かれたスコセッシ監督のR18+作品である『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見ました。『「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作とした映画化された作品には、ウォールストリートの不法お金、インサイダー取引、覚せい剤と性愛が溢れて、三時間以上の映画を私は中途半端で止めました。

お知らせ:

【オンラインで日本語を学ぼう!】
国際交流基金が開発した日本語学習のための教材には,クイズをしながらカタカナを覚えたり,アニメ・マンガの世界観で表現を学んだりすることができる教材など多数あります!

日本語学習プラットフォーム「JFにほんごeラーニングみなと」
https://minato-jf.jp
学び方も多様化し,eラーニングへの関心,注目が高まっています。いつでもどこでも自分のペースで学習できる教材を試してみませんか。

Leviathan : 広沢 仁 版畫展
日時:七月二十一日(土曜日)
場所:Art Space 563台北市中山區明水路563號

2018/07/13

ブック・クラブ

皆さん、おはようございます。『住めば、都』という諺をご存知ですか。どんな環境でも、住み慣れてしまえば、それなりに住み心地良い町だと思うようになることです。私はアメリカ留学して台湾に戻って、ずっと新北市にある新店に住んでて、就職、結婚、退職、三十年以上も過ぎました。山と水に恵まれてる新店は私の都です。皆さんの都は何処でございますか。ご紹介をお願いします。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月11日17時20分『タイ洞窟にいた13人をみんな助ける』というニュースです。タイ北部の洞窟で遭難したサッカーチームの少年ら12人とコーチの合わせて13人は、6月23日遭難してから18日目の十日夜、タイの海軍とイギリスなどのダイバーのグループによって全員が救出されました。

タイ北部チェンライ県の国立公園にある洞窟で、大雨による増水によって出られなくなりました。国を越えて、国際的な協力によって、助けった13人は全員元気になるまで暫く入院しました。救助チームの責任者は「世界でも初めてといえる作戦を成し遂げた」と喜びを語りました。「二度と同じような事故を起こしてはならない」と述べ、子どもたちに対し、雨季における洞窟の危険性を伝えることなどを徹底する考えを強調しました。

暗い洞窟の中にだんだん水が増えていて、入口から5キロぐらいの所にいました。閉所恐怖症に苦しむ子どもがいたか。18日の間に13人がどうやって励まし合ったか。どうやって生きられたか。タイの子どもたちが泳げるなら、ダイビングできるなら、もっと早く救出されるかもしれません。夏の水遊びに危険性を伝えることより、基本な生存スキル、例えば泳ぐ、シュノーケリングを子どもたちに学ばせるなんか私は思うんです。これから私はダイビングを身につけたいです。万の一のためです。

七月十日(火曜日)静かな午前中、台風8号の姿がちっとも感じませんでした。家のベランダで《書說新北》という新北市についての随筆集を読み終えました。二十数人の作家が共同書かれた自らの新北市にある都の物語です。一番好きなのやはり我思う新店についてのご紹介でした。

新北市は台湾北部に位置する台湾最大の行政区です。元々県である台北県だったため、市域は台北市の外港と基隆市の近郊を取り囲む形となって、2010年直轄市に昇格し、新北市と改称されました。新店は台北市の南側、新店溪と景美溪と交わり会う所です。私は毎日自転車に乗って、景美溪に掛けられた景美橋を渡って、台北市立図書館景新分館へ行ったり来たり、15分しかかからなくて、とても便利です。

午後四時より、台北市は台風休みになり、その前に、図書館へ行って、DVDを六巻借りました。

夜、中国の山西汾陽からの映画監督・脚本家・映画プロデューサー賈樟柯(ジャ・ジャンクー)についてのフランスドキュメンタリー映画を見て、賈樟柯監督はとても優しい中国人だと感じています。残念ながら、賈樟柯監督の映画が台北市立図書館にありません。賈樟柯監督は、中国映画界の「第六世代」の監督として知られいます。今度中国に行ったとき、賈樟柯監督の映画をみたいです。

七月十一日(水曜日)午前中、台風八号はそんなひどくなくて、台北市は台風休ができなかったんです。うれしいです。午後、台北市立図書館へ行って、二時から五時まで、柔らかいパステルで風景を描く授業に参加しました。私はこのチャンスを掴んで、クルーズ旅の沖縄と石垣の絵巻に柔らかいパステルで『夜にあるクルーズ』と『雨傘を持つ男』を二枚描きました。

夜、友達に誘われていても、今年七月ばかり台湾に上映された『ブック・クラブ』というコメディ映画を見ることを断りました。私は図書館からDVDを借りって、家で見るのは一番楽です。しかも無料です。

『ブック・クラブ』って、年輩の女性四人は月に一回の読書会を楽しんで、次々と文学名作を読み進めていったが、「たまには趣向を変えてみよう」ということで『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読むことになりました。ごく普通の人生を送ってきた四人にとって、マミーポルノとして名高いエロティックな小説は極めて刺激的なもので、四人とも過去自分の単調な人生を変えて、新たな一歩を踏み出していくという物語です。

なんだか、ニューヨークに住んでいる女性四人の『セックス・アンド・ザ・シティ』というとても人気ある連続テレビドラマをすぐ思い出しました。女性同士に自分の空想やファンタジーを分かち合うコメディシリーズの『セックス・アンド・ザ・シティ』を私は全部見て、しかも映画も見ました。

考えてみれば、『セックス・アンド・ザ・シティ』であれば、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』であり、性愛に関する本と映画が好きな人は単なる若い女性でなくて、年輩の女性方にも気に入るそうです。もしかすると、年輩の男性方にも興味を引けます。性に関する本と映画って、男女老若の別なくでしょうねぇ!来年、私もブック・クラブを作りましょう。一緒に『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読みましょう。何とも言えないが、何の刺激を受けて、新たな一歩を踏み出せるかもしれませんか。

七月十二日(木曜日)午前中、ベランダで日本語を勉強したり、記事を書いたりしました。午後、弟と食べ放題のしゃぷしゃぷのお店で、昼食をして、夕食抜きで済みました。

夜、キャスティングについて、『沈黙 -サイレンス-』の映画監督のマーティン・スコセッシのインタビューを見て、今年75歳のスコセッシ監督に憧れてきました。『沈黙 -サイレンス-』を台湾の花蓮で撮影したときに、大雨、地震にも逢ったスコセッシ監督は、頭の運転が速い、記憶力がすごい、言語表現力が優れ、異文化に挑みやすい、人間性が良い監督だと思います。台北市立図書館で一気に過去スコセッシ監督の作品を全部借りって、来週皆さんにご報告いたします。

最近、夜に咳きがよく出て、明日はお医者さんに見ることに決まりました。

2018/07/10

自由の女神

皆さん、おはようございます。「我思う、故に我在り」というデカルトの名句をご存知でしょうね。蓬萊仙島に住んでいると我思う、ゆえに蓬萊仙島に我在り。毎日起きてから自分が好きなことをして、本を読んだり、記事を書いたりして、余暇にお年寄りと一緒に日本語を勉強したり、わらべを歌ったりしております。仙人のように、楽しい毎日をお送りします。皆さんは、どこに住んでいらっしゃると思われるんですか。

今年初めて台湾を襲う台風8号(マリア)は、非常に強い勢力で、夕方から夜にかけて台湾に接近するため、北部では暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要です。皆さんなるべく、外出しないように気をつけて下さい。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月9日11時30分『アメリカの「自由の女神像」に登った女を警察が捕まえる』というニュースです。7月4日、有名な「自由の女神像」の高さ30mぐらいの台の上まで登った女を警察が捕まえました。

自由の女神像は、アメリカ合衆国のニューヨーク港内、リバティ島にある像で、アメリカ合衆国の独立百周年を記念にフランスが贈りました。1886年に完成しました。自由と民主主義の象徴である自由の女神像は、十九世紀以来絶えることなく世界各地からやってくる移民にとって新天地の象徴ともなっています。1984年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。

私は自由の女神像に興味を持ちのは先月マジェスティック・プリンセスの旅からでした。船上の画廊で、ピーター・マックスを知り、彼の素晴らしい作品をいっぱい見て、特に自由の女神像の絵が大好きです。アメリカ合衆国の独立二百周年を祝うため、マックスは1976年7月4日初めて、自由の女神像を描いて以来、毎年7月4日に自由の女神像の絵を画きます。先週の7月4日、私はマックスの自由の女神像の絵を真似して、沖縄絵巻の中に自由の女神を画きました。
https://www.parkwestgallery.com/peter-max-statue-of-liberty/45905

七月六日(金曜日)午前中、家のベランダで《寂しい京都》という随筆集を読み出しました。先月台北市萬福國小の視聴室で、2018東京アニメ最優勝獎【幸福路上】の監督の宋欣穎さんに会ってから、奨学金を持った宋欣穎さんは京都大学で二年間(2004年~2006年)の暮らしについて中国語で書かれた《寂しい京都》をさっそく台北市立図書館から借りました。宋欣穎さんの寂しい京都と違って、私は京都立命館大学で一年間(2000年~2001年)の交換留学生活はちっとも寂しくなかったです。

立命館大学インターナショナルハウス(略アイハウス)で二十数人の若者の国際交換留学生と一年間共同生活して、毎晩飲み会をやり、週末になると、トーストマスターズ活動に打ち込んで、とても忙しい一年でした。日本語より英語をほとんど毎日喋りました。その一年間、京都トーストマスターズクラブの創立会長と致しまして、学割を利用して、夜行バスに乗って、東京へ行って、トーストマスターズスピーチコンテストや役員訓練にも参加しました。若い国際交換留学生と日本人のトーストマスターに囲まれて、寝る時間もないほど忙しい京都でした。

午後、図書館へ行って、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのDVDを借りました。暗いカッバーに赤い腰帯の上に大きな白い文字の『限』を丸い枠が付けられ、18歳以上の視聴者しか見みられません(R18+)。制限された本とDVDに図書館が特別な扱うルールがあるので、初体験の私はちょっとわくわくでした。実は、私はアメリカに留学した時に、Rではなくて、Xも見たことがあります。あんまりいい思い出ではなく、目も當てられない程恐ろしい映画でした。

夜、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイというDVDを見またし。暗いことを見る準備がありますかと始めでの質問です。世間知らずの女子大学生は怪しい性癖を持ち大手会社の若い金持ちの社長との出逢い、極く普通シンプルな物語だと思います。自分の感想って、E・L・ジェイムズはすごい、女性向けのエロティックな小説をベストセラーになって、しかも厚い本が三冊も(続編の《フィフティ・シェイズ・ダーカー》と《フィフティ・シェイズ・フリード》)あります。

世界中どこだって、性愛に夢中したい人がいっぱいいるかなぁ。二時間あまりの映画を見て、性癖のある主人公は若い時から母親の友達と長年男女性行為があって、男女性行為と言っても、男と女の関係ではなくて、支配者と服従者の主従関係で、性愛の難行苦行によって、情愛を制しました。

恋に落ちたヒロインはジョージア州にある実家に戻って、ガスパチョを飲むシーンがマジェスティック・プリンセスで飲んだ美味しいガスパチョを思い出した。そして、二人はグライダーに乗るシーンは私の三十年前のアメリカ人のトーストマスターの友達を思い出しました。彼は飛行機会社で勤めて、よくグライダーで飛ぶこを話し合いました。最後に、主人公の五十五のシェードを知らないまま、映画が終わりました。

男女関係ってことは性愛であれば、情愛である異性の壁に挑むことです。自分の一番やりたいことと相手が一番やってほしいことを一致させればいいんです。上下の主従関係じゃなくて、一対一の対等関係を築く、お互いに尊重し、自分と相手の充実感が生まれてきます。その充実感こそが夫婦の幸せとなり、家庭の底力になってくるんじゃないか、つまり、自分と相手の個性とロマンを生かすことです。考えてみれば、男女関係にもグローバル企業の経営哲学を応用できるケースではないだろうか。

七月七日(土曜日)午前中、ベランダで朝食の豆乳を飲みながら、『国境を越えてII』をちょっと勉強して、日本語の文法構造と慣用句を頭に入りたかったんです。何気なく、豆乳を入れたコーヒーコップの花柄を見て、それはアルストロメリアじゃないかにびっくりしました。ほぼ40年前、アメリカ留学した時に購入された食器の上にピンクと紫色のアルストロメリアを描いてました。なるほど、マジェスティック・プリンセスのレストランのテーブルの上に生きているアルストロメリアに初めて出逢ったとき、すぐ恋に落ちました。40年間ずっと、アルストロメリアの花柄を使ってカップをこれからもっと大事にします。

アルストロメリアは、ペルーユリとも言え、南アメリカ原産で約五十種が知られます。いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生します。1753年、南米を旅行中だったカール・フォン・リンネ自らが種を採集して、リンネは親友のスウェーデンの男爵クラース・アルストレーマー(Baron Claus von Alstromer)の名にちなんで花に名づけられました。四~七月にかけて、アルストロメリアが咲いて、花持ちが長いです。

可愛いアルストロメリアを出逢って、花の名前を何回も伺って、ウエーターたち誰も花名を知らなかったんです。船上に唯一の花屋さんが花名を知るげと、つづりが間違いました。アルストロメリアの特徴はお葉っぱがさかさまに成長して、幹に歪曲して、お葉っぱ先を上に上げてる様子はまるで友情のように、曲がったりねじったり成長して、友情と献身を象徴します。

《フィフティ・シェイズ・ダーカー》を読み出しました。厚い小説を一応目を通して、一時間をつぶして、主人公の五十五のシェードを知って、最後に《フィフティ・シェイズ・フリード》で二人が結婚しました。背景は2011年のことなので、メールも一杯ありました。いまや、LINEのメッサジばかりであるだろう。

午後、落雷の大雨、雨の音を聞きながら、宋欣穎さんが書かれた《寂しい京都》を読み終えました。同じ京都だけど、全く違う経験した私は京都に戻りたい気が湧いて来ます。再来年京都トーストマスターズクラブ20周年祭りの時、一ヶ月間京都に滞在します。毎日自転車に乗って、20年前の自分を探します。

夜、台北アリーナで、2018国際社交ダンスコンクールを見ました。ライブバンド(準決勝)とオーケストラ(決勝)の伴奏で、ダンサーたちの素晴らしい姿と舞芸、美しい衣装を観賞しました。三時間のライブバンドの女性歌手は歌が上手で、色んな愉快なダンス曲を聞かせて、楽しい土曜の夜を過ごしました。

決勝戦の前に、主催側にもらった光る指輪をつけて、満員の台北アリーナで、皆一斉に叫んだり、波を作ったりして、すごい応援の勢いを選手たちに届けました。主催者の努力によって、2018国際社交ダンスコンクールは大成功でした。ダンサーも観客も大喜びでした。楽しい一晩中でした。また、2019年国際社交ダンスコンクールを楽しみに!

約束した2018国際社交ダンスコンクールを皆一緒に見る六人の友達をなかなか見つけなかったんですが、もう来た以上は、そこに落ち着きました。知らない隣の観客と話し交わして、一緒に拍手したり、叫んだりして、集団的な思い出ができないけれども、一人ぼっちの自立感が味わいました。知らない同士と一緒に行動するのは別のチャンスが生み出しました。

七月八日(日曜日)一日中家にいます。日本語を勉強したり、記事を書いたりしました。夜、夕食を抜き、例の通りに新BS日本の歌という番組を見ました。

七月九日(月曜日)午前中、台北市立図書館へ行って、本を返したり、借りたりして、何冊の本も目を通しました。午後、ずっとラジオを聴きました。

夜、日本放送協会のニュースを見て、西日本ではかつてない豪雨に襲われて、ひどい災害をうけました。一日も早く復興できるよう心から祈っております。

お知らせ:

成功と山川バイリンガルトーストマスターズクラブ合同例会
日時:七月十四日(土曜日)
場所:桃園成功国民小学校

2018/07/06

社交ダンス

皆さん、おはようございます。昨日、社交ダンスを新店にあるアマンダというダンスホールでやり直しました。マジェスティック・プリンセスで五日四泊の旅、毎晩深夜まで社交ダンスしましたが、ほぼ一年ぶりに社交ダンスをやってなかったので、あまり上手に踊れませんでした。幸い他のダンサーを覗いて、簡単なステプを思い出して、たくさんの乗客とダンスしたり、話し合ったりして、楽しい思い出を作りました。

明日、台北アリーナで2018国際社交ダンスコンクールを行います。私はトーストマスターズ黃金女郎の友達六人と一緒に見学します。将来の夢の一つは台北で行われる国際社交ダンスコンクールに参加します。背が高い私はスタンダードよりラテンスタイルの方が得意です。チャチャチャ、サンバ、ルンバ、ジャイヴを勉強してたが、パソドブレをまた習いませんでした。これから、常にダンスホールに行って、音楽に合わせて、進んでいくラテンダンサーを目指します。社交社交ダンスって、ただのダンスではなくて、競技の一つとも言え生ます。毎日腹直筋を鍛えないといけないです。

明日、一年に一度の日本の七夕です。短冊に願い事を書いて笹に飾るのが日本の伝統的な習慣です。私は先週描いた石垣絵巻の中にも石造りのレンガの壁の側に笹を描いて、そして願いを書いた短冊を幾つ色彩に富んだ笹に飾って、日本式の七夕を石垣絵巻で楽しめます。みなさんの七夕の願い事は何でしょうか。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月5日16時00分『日本の選手がロッカールームにロシア語で「ありがとう」』というニュースです。ロシアで行っているサッカーのワールドカップで、日本はベルギーと試合をして負けました。試合の会場で日本選手たちが使う部屋の写真を出しました。部屋はきれいに掃除してあって、テーブルの上には「スパシーバ」という文字が書かれたメッセージが置かれています。ロシア語で「ありがとう」という意味です。

インターネットのツイッターに写真を出した人は「日本の選手は試合を見ていた人たちに感謝したあと、自分たちが使ったベンチと部屋を掃除しました。残っていた物は『ありがとう』というメモだけです。日本は全部の国のチームの手本です」と英語でツイッターに書きました。

物を大切にする気持ちを持つ日本人はほんとうに世界の人々の模範です。初めて日本に旅行に行った外国人は日本はきれいです、特にトイレットとはきれいだとよく言います。家庭教育を始め、学校、会社、社会で、日本人は幼い時からいい生活習慣を身につけます。今の台湾人もだんだん日本人に負けないように、きれいにする習慣を取ってます。誰かどこのトイレットを使ったあと、必ず次の利用者を思いやって、きれいにする習慣がありそうです。

七月三日(火曜日)午前中、遠藤周作氏の《沉默》を読み続けて、読めばよむほど、面白くなりました。台北市立図書館から借りた《沉默》という本に誰の読者がページからページへ線をいっぱい描いて、悪い習慣かもが、私にとって、逆に硬いテーマの本を読み易くなりました。誰の読者って、鉛筆でレ点したり、枠線したり、星印したりして、信仰者か、先生か、必ず勉強家に違いないと私は思います。

島原の亂(1637年~1638年)の天草四郎と太平天囯(1851年~1861年)の洪秀全は宗教の力を借りって、貧しい人々を結束して、政府に反発した歴史を見ると、信仰は人を救うか殺すか、見方が違ったら、解釈も違うでしょう。私の周りに信仰者がいっぱいいます、信仰のゆかりは皆それぞれですが、主人と私は祖先を拝む伝統を守るしかない無神論者です。

午後、新店仁愛図書館へ行って、ほぼの満席に驚きました。クッラついてる図書館で、熱い夏休みを過ごすのは最高です。昼ねしたり、本を読んだりしている読者がよく見られます。私は席を掴んで、二時から五時まで、沖縄と石垣で集まった資料を整理して、絵巻を2巻も完成しました。

夜、沖縄と石垣紀行を書き始めました。一言一句を正しく綴るのに気をつけます。来週の土曜日の七月十四日、桃園成功と山川トーストマスターズクラブ合同例会で、マジェスティック・プリンセスについて五日四泊の旅を報告します。TEDのキュレーター、クリス・アンダーソンが書かれた「TED TALKS—The Official TED Guide to Public Speaking」から学んだスピーチのノウハウを応用します。

七月四日(水曜日)午前中、再び中山本富美子と工藤嘉名子が編著された『国境を越えてII』を読み直します。議論文の起承転結を焦点として、精いっぱい読んでて、自分の文章やスピーチの原稿も上手く書けるよう、頑張ります。

午後、自転車に乗って、洪建全基金會に行って、遠藤周作の《沈黙》の中国語訳者の林水福先生が沈黙ついての講演を聴きました。林水福先生は遠藤周作二度と会ったことがあります。一回目は1986年11月に輔仁大学外語学院で行われた「第一回國際文学と宗教会議」で、二回目は1991年に遠藤周作は輔仁大学名誉文学博士を受けた時でした。

1923年生まれた遠藤周作は慶應義塾大学文学部仏文科を卒業後、1950年に戦後初のフランスへの留学生として渡欧、リヨン大学に入学、二年後、パリに移り、肺結核を患って、体調を崩し入院、帰国。生涯に肺手術を三回うけた遠藤周作は何回も死にそうになっても、265本の作品を残されました。《沈黙》と《深い河》と一緒にほうむられるという遺言もあります。

《沈黙》を初めての映画化は1971年だったが、2016年『沈黙 -サイレンス-』をアメリカ映画会社によって、再び歴史ドラマ映画として製作、主な撮影は台湾で行われました。2017年2月台湾で上映されました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/沈黙_-サイレンス-
映画『沈黙-サイレンス-』本編映像”井上筑後守”
https://www.youtube.com/watch?v=h3tQ7V-wyZA
丁松筠神父談沉默
https://www.youtube.com/watch?v=EjfH6YTuljI

林水福先生の講演は面白かったです。遠藤周作の《沈黙》についての話しのみならず、自らの日中訳者の道、そして、日本の文学賞の芥川賞、直木賞、本屋大賞、日本の文学家達と自ら翻訳された十数冊の日本文学の本をユーモアいっぱいに語って、本当に勉強になりました。『沈黙 -サイレンス-』を二回も見た林水福先生は監督マーティン・スコセッシの映画と遠藤周作の原作の違う所を二つ述べました。

私は『沈黙 -サイレンス-』また見てないけれども、今度見たチャンスがありましたら、多分映画の中にどこかが台湾の景色だと探すくせがあります。台北映画館で監督李安のライフ・オブ・パイを見たときも、ずっと台中の人工のプールのシーンを探してた経験がありますから。

七月五日(木曜日)午前中、新店七張にあるアマンダというダンスホールへ行って、マチネーアワーに黒い服を着る専業ダンサーの姿を見ました。パソドブレの舞曲が流して、誰も踊らなかったんです。やはりパソドブレは台湾人に人気が高くないと思います。新店に住んでて、ダンスを練習するのに便利です。ダンスホールもあるし、先生も一杯います。

十一時半から、二時半まで、昔の社交ダンスのクラスメートと一緒に社交ダンスを練習して、たくさんのステプをよみがえました。60人以上のダンサーが集まって、とても賑やかで、選手見たいダンサーもいるし、初級のダンサーもいます。どんなダンススタイルと言っても、やはり、姿勢と基本のステプが大切です。それに、毎日練習すればするほど、上手く踊れます。

夜、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイという官能小説の中訳版を読み始めって、ずく夢中になりましたが、数ページのあと、止めました。将来時間があれば、英語で書かれた本を読みたいです。若い時に、性愛文学に興味が持ち私は年を取るにつれて、男女性行為を直接描写する官能小説を読み辛くなると感じてます。来週フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの動画を見てから、又自分の感想を書きます。

お知らせ:

2018国際社交ダンスコンクール
日時:七月七日(土曜日)
場所:台北アリーナ

2018/07/03

信仰の沈黙

皆さん、おはようございます。新しい一日が始まりました。約束どおりに、週に二回(火曜と金曜)自分の感想と発想をこのブッログで、皆さんと分かち合って、そして皆さんからのコメントをお待ちしております。時に追いかけられてるかもしれませんが、日本語が少しでも上達しつつあるのを望んでますから、また宜しくお願いします。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは7月2日15時30分『長崎県と熊本県のキリスト教の建物などが世界遺産になる』というニュースです。ユネスコは6月30日の会議で、長崎県と熊本県にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産にすることを決めました。日本で22番目の世界遺産です。

世界遺産になったのは、日本がキリスト教を禁止していた時代に隠れて信じていた人たちが、祈ったり戦ったりした12の建物や場所です。ユネスコは、200年以上も知られないようにキリスト教を信じて伝えた歴史は世界のほかの場所では見ることができないと言っています。

キリスト教徒ではない私は長崎県の大浦天主堂と熊本県の崎津教会を見学したことがあって、このニュースを読んで、うれしいです。日本トーストマスターズ広島大会がてら、台湾人トーストマスターズ五人と大浦天主堂を見学しました。又日本トーストマスターズ熊本大会がてら、天草地元の日本人トーストマスターズメンバーに誘われて、崎津教会を見学しました。

何かのはずみで、今ちょうど遠藤周作氏の《沈黙》を読んでいる所です。キリスト教布教の為に日本に渡るポルトガル神父達と迫害され続けてもなお神を信じ続ける日本人の気持ちに私は興味津々です。《沈黙》をもってして、十一歳でカトリックの洗礼をうけている遠藤周作氏がノーベル文学賞候補になって、《沈黙》は単に江戸時代のキリシタンを扱った作品だけでなく、母親の真摯なカトリック信仰に背いてきた遠藤周作氏自身という背景も持っています。

六月三十日(土曜日)午前中、再び遠藤周作氏の《沈黙》を読み始めました。確かに《沈黙》を前に読んでたが、内容がはりき覚えなかったので、七月四日(水曜日)午後二時から四時まで、洪建全基金會で、中国語訳者の林水福先生の「沈黙」の中に、何が聞こえるかという講演を聞くために、一応《沈黙》を読み直しておきます。

ポルトガル殖民地のマカオでキチジローという日本人に出会って、ロドリゴ、ガルペスら三人の神父は教会が止めるのにも耳を貸さず、日本に渡ることを決意する。船旅の途中で、神父の一人が病に倒れ、結局日本に足を踏み入れた神父は、ロドリゴとガルペスだけでした。

キチジローは、ずる賢い人間で、海が荒れたりするたびにマリアの祈りを述べることがあって、それをみたガルペスは、キチジローにキリスト教徒なのかと尋ねるが、否定してたキチジローは幾度となく神父達を裏切り、キリスト教徒の拷問からも、うまく逃げて、それなのにロドリゴに懺悔しようと何度もロドリゴの前に現れるキチジローを、ロドリゴは軽蔑します。

神を信仰していれば、人々は救われると問うてきた神父達自身に戸惑いが生まれて、生きる事と信仰する事とどちらが本当に大事な事なのか、神父も神に問いますが、神は沈黙するのです。信仰に対して、大事な事ではない事に神父達が気がついた時、神父はキリスト教の信仰を辞めて、日本人の名をもらい、日本人として生きていきました。

午後、雨の中に、日本語入門読書会の先生達とバスで桃園へ行って、山川トーストマスターズクラブ例会及び役員交代式に参加しました。たくさんトーストマスターズの知り合いに逢えて、良かったです。役員交代式の後半、サロンセッションの司会を担当させて頂き、『岸壁の母』と『浜辺の歌』を成功と山川トーストマスターズクラブメンバーと一緒に楽しく共演しました。台北市立図書館景新分館の日本語入門読書会は初めてトーストマスターズの前でのデビューは大成功でした。

夜、五時半から七時半まで、桃園市三民路にある新梅龍鎮餐廳でトーストマスターズ懇親会が開かれました。皆と一緒にワイワイ美味しい料理を食べながら、歌ったり、話したりして、とても楽しかったです。夕食後、MRT迴龍駅で乗車、九時に新店に戻りました。結局、カナダ日のお祭りに参加できなかったんです。

七月一日(日曜日)午前中、遠藤周作氏の《沈黙》を読み続けて、前週の五日間のクルーズ旅からだんだん回復した私は日常生活に戻れて、台北市立図書館から借りた本を何冊も読み終わりました。

午後、自転車に乗って、国立歴史博物館へ行って、四時半から六時半まで行う「小別同樂會」一起相約未來再見「暫くの別れ―もっと美しい出会いを」に出席しました。昔一緒に国立歴史博物館ボランティアガイドをやった友達に再会できて、嬉しかったです。最終日だから、売店に在庫一掃セールがありました。私も常玉が描いた菊柄のホワイトティーシャツを一枚手に入りました。閉館式の後、二階にある荷豐水月カフェで、色んな地元料理が食べ放題で、私は窓側でウロン茶を飲みながら、はすが一杯咲いてる池を眺めました。マジェスティック・プリンセスに戻る感じがしました。七月二日から国立歴史博物館が改装されるため、三年間の閉館になります。

七月二日(月曜日)午前中、TEDのキュレーター、クリス・アンダーソンが書かれた「TED TALKS—The Official TED Guide to Public Speaking」を読みました。三十年以上トーストマスターベテランの私は皆の前にスピーチするのは大好きで、クリスさんから、たくさん良いアイデアと役に立つコツをもらいました。キュレーションされた日本語のTED TALKS動画をYouTubeで何本もずっと前から見てきました。

午後、景新図書館へ行って、新着書を十冊も借りました。本に没頭している自分の姿が一番素敵だと私は思います。

夜、当たり前、この記事を一生懸命に書き直しました。

お知らせ:

遠藤周作の《沈黙》、「沈黙」の中に、何が聞こえるか。
スピーカー:譯者林水福
日時:七月四日(水曜日)午後二時から四時まで
場所:洪建全基金會

義大利語 B1

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