皆さん、おはようございます。「毎日映画に夢中してて、映画の監督のことを目指すの」と聞かれたら、「それをやらせて頂けば、幸いです!」と私は答えます。映画を観れば、観るほど、映画の面白さと大切さを認識させてきました。日本映画を観ると、監督の目を通して、古今の日本を隅から隅へ些細な日常生活の事を知った上、好奇心を満たせます。
文字を使って、文章を書くことより、イメージを使って、映像を作ることは、利用者にとって、もっと分かりやすくて、効果的なコミュニケーションの方式だから、ユーチューブが普及されてます。面白い映像があったこそ、インターネットによって、短い時間で、何億人にも伝えます。来年から私も一応映像日記に挑戦して、日々に自分の細かい成長することを記録しておきます。
今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは10月22日16時50分『台湾で特急電車が脱線して18人が亡くなる』というニュースです。台湾の宜蘭県で21日の夕方、366人が乗っていた特急電車が脱線しました。この事故で、今までに18人が亡くなって、180人以上がけがをしました。脱線して倒れた電車を片づけて、22日朝から運転を始めています。
電車の運転士は、事故の前に「電車の具合が悪い」と連絡していました。事故の場所は緩いカーブでした。台湾の政府は「事故のとき電車がどのくらいのスピードで走っていたか調べる」と話しています。脱線した車両はJR東海の子会社「日本車輌製造」が製造し、去年、大規模なメンテナンスが行われたということです。
年を取るにつれて、スピードの速い乗り物に恐くなります。日常生活で移動しないといけない時、いつも自転車に乗ります。時々バスに乗ります。MRTに乗るのも、恐いです。交通事故とか、車内無差別殺人事件とか、文明が進んでくる社会には、だんだん信用できる人が少なくなってきました。
十月十九日(金曜日)曇り。2016年に公開された日本恋愛映画『植物図鑑ー運命の恋、ひろいました』を観ました。高畑充希・岩田剛典(Exile / 三代目 J Soul Brothers)のW主演で実写映画でした。
ある冬の晩。自宅マンションに帰ってきた河野彩香(こうの さやか)は、マンションの前で行き倒れている一人の男を見つける。所持金が尽き、困窮極まっていたその男は「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」「咬みません。躾のできた良い子です」と、さやかに一晩の寝床と食事を求めてきた。自分を捨て犬になぞらえたその物言いを面白がったさやかは、つい彼を部屋に上げてしまい、カップワンタンメンと風呂場を提供することにした。
翌朝鼻をくすぐる料理の匂いで目覚めたさやかは、使えるものはないと思っていた冷蔵庫の有り合わせだけで男が朝食を作っていたことと、その味に驚く。出て行こうとする男が惜しくなったさやかは、「行くあてがないなら、ここにいたらいい」と、無理矢理引き止める。条件は寝床の提供と生活費の管理権、それに家事全般をこなしてもらうこと。
男は躊躇したものの、そもそも困窮していたことは確かだったこともあり、しばし考えてその提案を受けた。男は「イツキ」と名乗ったが、それ以外は話してくれない。問い詰めることでイツキが去ってしまうことを想像してしまったさやかは、何も聞かなかった。
それからひと月が経ち、春先になった。イツキが近くのコンビニで平日深夜のアルバイトを始め、ふたりがルームシェアに慣れてきたころ、さやかは仕事のミスが重なりひどく荒れていた。見かねたイツキは「近所の河川敷を散歩しないか」とさやかを誘う。イツキの「趣味」でもある野草採集のためであったが、都会っ子であったさやかには、それが新鮮に感じられた。
自分で採取し、イツキが料理した、ふきのとうの天ぷらやふきの混ぜご飯、つくしの佃煮。自分の趣味につき合わせたことや、それが面白かったのかどうかを気にしていたイツキに、さやかはまた連れて行ってほしいとねだる。普段の暮らしや狩りを通じて、さやかはイツキを意識していった。
そうして二人は「週末の狩り」を重ねていく。ある狩りの日、訪れた沢でさやかは転び、足首から下を冷えた沢の水に浸してしまう。イツキはとっさに自分が持っていたハンカチを差し出したが、そのハンカチは、野草採集のような外遊びを好むイツキには似合わない、ブランドもののこじゃれたハンカチだった。
バイト先でもらったと取り繕うイツキ。しかし、そんなハンカチを渡すのはたいてい女性で、しかも好意を持たれているのだと気付いてしまったさやかには、引っ掛かりが残る。たった一枚のハンカチ程度で揺らぐ想いと関係にいてもたってもいられなくなったさやかは、バイト中のイツキを訪ねた。ちょうど「ハンカチの送り主」とはち合わせてしまったさやかはふて、イツキに「帰る」とだけ告げて帰るが、追いかけてきたイツキと口げんかになり、関係をさらにこじれさせてしまう。
翌日、こじれてしまったままに仕事に出て、終業後の飲み会にも飛び入り参加したさやかだが、酔うと送り狼になるといわれる同僚と帰途に就くことになってしまう。最寄駅までついてきてもなお帰らない同僚を帰らせたのは、バイトを休み駅までさやかを迎えに来たイツキだった。同僚との関係を問うイツキだが、さやかは突っぱね、その勢いでハンカチの送り主であるバイト先の女性店員に対する嫉妬とイツキに対する好意を吐露する。イツキも、良き同居人でいるために自分の気持ちを抑えるのはつらかったと好意を告げ、晴れてふたりは結ばれる。
幸せな日常を送るふたりであったが、あるとき「ごめん、またいつか。」という書き置きだけを残してイツキは姿を消す。いつからか別れを予感してはいたさやかだが、「イツキ」という名前しか知らず、それでもいいと思っていたのにと、イツキを忘れることができない。イツキの残した「狩りの習慣」をなぞりながら、さやかはいつ戻るか知れないイツキを待ち続ける。
イツキが消えてから一年余りが経った、さやかがはじめてイツキを拾った日のような、冬の晩。イツキは帰ってきた。泣いて詰るさやかに、イツキは自分のことを話す。生い立ち、自分の家族のこと、そこから逃げたこと。さやかといるのは幸せだったが、そのままではいられないと感じたこと。それらにかたをつけたこと。そしてイツキは、さやかに結婚してほしいという。さやかはそれを受け入れ、イツキがいない間のことをイツキに話し始めたところで、物語は終わる。
待ち人が来ない。
また油を売っている。真面目に仕事に集中しろ。
躾のできた良い子
雑草という草がない、草はすべて名前があります。
あなたは意地悪いだ。 いじわるい
茎佃煮 くきつくだに
のびる 野蒜
花冠り はな かむり
道草を食うな
中途半端なやり方 ちゅうとはんぱ
恋愛映画のタイトル通りに、『植物図鑑』を楽しく見て、食べられる植物を認識して、さらに日本にある特有な植物の料理法も拝見しました。花冠りにふさわしい花草と作り方も勉強しました。二十代の若者の恋物語を見ると、気持ちも癒されました。昔ばかばかしい自分のことも思い出しました。
実は、週末によく主人と郊外を散歩して、野菜を拾い好きな私は、いつも道端に生きている現金のような道草を摘みます。ただですから、より一層おいしい料理できます。そして、映画をみてから、三代目 J Soul Brothersに興味が湧いてくるので、三代目J Soul Brothers之奇跡のドキュメンタリー映画を見たいです。今度、三代目J Soul Brothersが台湾でのコンサートも見に行きます。
午後、2015年公開された日本恋愛映画『図書館戦争-THE LAST MISSION』を観ました。邦画史上初めて、「ドルビーサラウンド7.1」が採用されました。先週2013年公開された『図書館戦争』を見てから、ずっとでかい笠原郁と小柄の堂上篤の恋愛模様を観続きたいです。
正化三十三年、郁は篤に気持ちを伝えられないまま日々戦闘と訓練に励む。だが、手塚慧の策略により、図書隊の存在意義に疑問を抱き館内書籍を焚書した「未来企画」シンパ隊員に嵌められ共謀を疑われた郁は、査問委員会にかけられ窮地に追い込まれる。慧はここで郁を食事に誘い「未来企画」の意義を説明する。
それは戦闘が過激化するほど検閲も厳しくなる現状の矛盾を突き、図書館を良化隊と対等な文科省傘下にするものである。だが反面、検閲に直接対抗できる戦闘職を手放すというもので当面の検閲は受け入れることになり、篤に薫陶された郁は賛成しない。慧は郁に対し図書隊を辞め未来企画に入るよう光を説得すれば査問を中止させるという。しかし郁は断り、彼女を探しその場に踏み込んできた篤に連れられて帰る。
査問は中止され郁らは安心するが、慧の暗躍は続く。ある日、茨城県近代美術館で開かれる表現の自由をテーマとした展覧会に、今や自由の象徴となった世界に1冊の希少本『図書館法規要覧』を貸出することになり、会場警備と極秘の輸送をタスクフォースが担う。しかし一時保管場所となった茨城県の図書館は、未来企画に洗脳された館長のもとで検閲を受け入れ戦闘を禁じておりこの要覧所有権を良化隊に譲り渡す。
要覧を奪うため良化隊は数百の戦闘員を送りこみ激しい攻撃を仕掛け、郁の怒りと果敢に戦うタスクに心打たれた茨城の戦闘員も救援に加わるものの、次第に追いつめられてゆく。この戦闘は慧が仕掛けたタスク壊滅作戦であり、最終目的達成のために良化委員会と交渉する彼の元に、仁科が現れ、自らの辞任と引き換えに戦闘中止を持ちかける。検閲が蔓延した原因である報道被害や人を傷つける表現と国民の無関心、図書隊存在意義を無意味と説く慧に対し、それでも世界には守る価値があると仁科は反論する。
やがて完全に追い詰められたタスク一同は、最後の作戦として篤と郁のニ名に、美術館まで直接要覧を届ける役目を託す。封鎖された市街地を抜け良化隊の攻撃を受けた篤は郁を守って重傷を負う。郁は篤に一人で要覧を届けるよう命じられ、思わず彼の唇を奪い思いを告げる。追われながら美術館玄関に走る郁への発砲を狙う良化隊に、突然光が浴びせられる。それは玄関前で郁を囲むように迎え入れた県知事らと、報道陣による大量のカメラのフラッシュであった。展覧会で要覧は無事展示され、タスクの活躍も紹介される。後日、怪我から回復した篤は、郁を捕まえ、以前に話したカミツレのお茶を出す店に自分を連れていくよう言い、事実上デートの誘いをする。映画は終了する。
本日は休館日です。
荒野をさまよう こうや
風邪に効能があるカミツレは簡単に咲かない。
文部省と法務省の戦いがいつ終了するのか
歪んだ世界 ゆがむ
図書館の本を一冊も一生懸命に守ることを観て、感動しました。私は外国に旅するとき、できるだけ、図書館を行ってみて、見学すます。今年六月に沖縄と石垣へ行って、地元の図書館を見学したかったですが、あいにく休館日でした。今度必ず図書館の開館日のことを確認してから、再び沖縄と石垣へ参ります。図書館を守ることは我々の責任だと思って、図書館を応援するために、図書館の利用者が一人でも増やしたら嬉しいです。最近、台湾《社會秩序維持法》改正について、偽りのニュースを広める者、懲役三日間と提案しましたが、良化特務機関の恐ろしさを感じさせます。
夜、末子の妹がアメリカに帰って来て、四人兄弟は三年ぶりに一緒に夕食しました。
十月二十日(土曜日)午前中、2013年公開された日本映画『永遠の0』を観ました。百田尚樹による日本の小説、またそれを原作とした漫画・映画。
大学生の佐伯健太郎と、出版社に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日から暫くした頃、祖父・賢一郎から彼が自分達の実の祖父ではないことを知らされる。第二次世界大戦後、松乃は二人の母・清子を連れて賢一郎と再婚しており、実の祖父は終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だと判明する。
それから六年後、司法浪人が長く続き人生の目標を見失っていた健太郎は、フリーライターとなった慶子から、新聞社主宰の終戦六十周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。プロジェクトを進める高山は神風特攻隊のことをテロリストだと語るが、祖父の話もありその考えに釈然としない慶子は、このプロジェクトに際して特攻隊員だった実の祖父について調べようと決めた。姉弟はわずかな情報を元にその足取りを追い始める。
厚生労働省や方々の戦友会に連絡を取ったところ、実祖父の名が宮部久蔵であり、関係者九人が存命であることが知れた。その内の一人、戦闘機搭乗員としてラバウル航空隊で一緒だったという人物を訪ねるが、元海軍少尉の男性は久蔵について「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけた。
健太郎は元戦友から聞く祖父の話に困惑し、次第に調査を続ける気を無くしていたが、母から健太郎と同じ二十六歳で亡くなった父・久蔵がどんな青年だったのか知りたいと改めて頼まれ、更に手がかりとなる海軍従軍者達を訪ね歩く。だが、生前の久蔵を知る者達の語ることは「生きるということを教えてもらった」と感謝を述べる者もいれば、「航空隊員として軽蔑されていた」などとそれぞれに全く違っており、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。
戸惑いつつも二人は、国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。凄腕の零戦乗りで、卑怯者と誹られても「娘に会うまでは死なない」と松乃との約束を守り続けていた久蔵は、どのような生涯を送り特攻を選んだのか。終戦から六十年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。
後方見張りも確認済み、 こうほう
右舷見張りへ、敵機の特定願います、ゼロだ!
初耳 はつみみ
午後、四人兄弟を揃って、近所のレストランで、御昼しました。
夜、2012年に映画化された『天地明察』を観ました。冲方丁による日本の時代小説である。江戸時代前期の囲碁棋士で天文暦学者の渋川春海(しぶかわ はるみ)の生涯を描く。まだコペルニクスの地動説が知られていなかった時代の日本に、天体の運行を観察し日本独自の正しい暦を作り出そうと試みた一人の男がいた。
時は江戸。四代将軍徳川家綱の治世。一介の棋士(囲碁)ながら会津藩主にして将軍後見役保科正之に目を掛けられる安井算哲(後の渋川春海)は天文・数学にも深い興味を示す好奇心旺盛な男。上覧碁(将軍の前で碁を打つ)を翌日に控えた算哲は会津江戸藩邸の屋根に登り星を眺めていた。親しい会津藩士安藤有益から金王八幡宮に新たな和算の設問が奉納されたと聞いた算哲は居ても立ってもいられず、翌日早朝に参詣する。そこで早速問題に取りかかろうとするのを掃除をしていたえんという若い女性に見咎められる。
登城の刻限が迫り、算哲は急いで神社を飛び出すが大事な棋譜を忘れてしまう。算哲が慌てて取りに戻ると棋譜に気づいたえんが持っていた。ふと設問の書かれた絵馬に目をやると算哲が解こうとした設問には全て答えが記され、新たな設問が奉納されていた。えんの目の前で一瞥しただけで解いた人物・・・このとき算哲は関孝和の事を知る。
遅刻して登城した算哲は対戦相手となる旧知の本因坊道策から真剣碁を持ちかけられる。かねてから将軍に碁の本当の面白さを伝えたいと考えていた二人はそれぞれの師からあらかじめ指示されていた打ち筋を外れ、算哲は初手天元(碁盤の中央)という奇手を打つ。このことで立ち会いの幕臣たちは色めき立つが家綱は面白いと承知。道策と算哲の真剣な対局に家綱は身を乗り出して観戦していたが蝕(日蝕。古来凶兆の前触れとして忌まれた)が発生したとの報告が入り、城中の儀式は全て取りやめとなり、算哲と道策の勝負も水入りとなってしまう。
それぞれの師にこっぴどく叱られる二人だったが、算哲は正之に呼び出される。正之は初手天元の真意を尋ねた後、「半月後から日本各地で北極星の位置を確認せよ」(北極出地)という命令を与える。その遂行に当たって刀を下賜される。つまりは武士として職務に当たれという命令であり、これは幕府の正式な事業であった。
関孝和に会いたいと考えた算哲は手がかりとなる村瀬塾という和算塾を訪ねるが、そこでえんと思いがけぬ再会を果たす。塾長・村瀬義益の妹だというえん。義益が関の書いた本を見せると算哲は食事も忘れて夢中になる。算哲は関に挑戦するため関の難問を解いた上、自身の設問を掲げる。算哲は関から解答があったら預かって欲しいとえんに頼む。算哲とえんは互いにほのかな恋心を抱くのだった。一方、道策は師の制裁で公開の場での対局を禁じられていた。算哲が公務を果たした暁には封じ手とした上覧碁の続きを対局することを約束する。
北極出地の一行は雪の舞い散る中、江戸を出立する。気のいい上役の建部伝内、伊藤重孝に気に入られた算哲は小田原での観測において二人が歩測と方角を元にした計算から角度を割り出し競っていることを知らされ、この競争に参加することになる。熱田での観測において算哲は完璧な解答を出して建部、伊藤を驚かせる。
幼少期から高名な山崎闇斎に師事して北極星を観察してきた算哲はそのことを語り、算術については独学で学んだと語る一方で関の本を二人に差し出す。すると建部、伊藤共に夢中になり、関に弟子入りしたいと言い出す。その発想はなかったと算哲は語り、関の設問を解き、自らの設問を置いてきたと語る。だが、算哲の設問を二人が計算したところ答えが無数に存在する「誤問」だと指摘され、算哲は酷く恥じ入り落ち込み。そのことをえんに手紙で伝える。
だが、設問を見た関は美しいと賞賛していた。出地一行が宿泊まりをしていると小者の弥吉が月が欠けている(月食)と知らせる。だが、あらゆる暦を確認してもその日の月食について予見したものはなかった。建部と伊藤は日本国内のすべての暦の元となっているのは八百年前の唐から伝わった宣明暦であり、年月を経てズレが生じているのだと指摘する。だが、暦の変更(改暦)については朝廷が拒み続けていたのだった。
北極出地は過酷を極め、行程には大幅な遅れが生じる。そして旅の最中、年配の建部は健康を害してしまう。病床にて建部は天の理を解き明かし我が二腕にて抱いて三途の川を渡るという大望を語る。出地一行と銚子で落ち合う約束していた建部だが身罷ってしまう。算哲は建部の遺志を継ぐことを誓う。
ようやく北極出地を終え、設問を手に村瀬塾を訪ねた算哲だったがえんは既に嫁いでしまっていた。藩邸にいた算哲は水戸光圀に呼び出される。北極出地について語った算哲は暦のズレが2日にもなろうとしていることを報告する。光圀は朝廷の公家衆が既得利権のために暦を独占していると語る。だが、公家の中にも算哲の同門で闇斎を師とする土御門泰福のようにそれで良いと思っていない者もいた。
正之に呼び出された算哲は正之の悲願である改暦について光圀、建部、伊藤、安藤そして恩師・闇斎からの推挙により責任者に任じられる。「天を相手に真剣勝負を見せよ」という正之の言葉に算哲は「御意」と答えるのだった。こうして幕府の威信をかけた一大事業が始まる。だが、暦を巡る戦いは熾烈を極め、算哲は幾度となく苦境に立たされるのだった・・・。
これは江戸初期に実在した暦の改革者・安井算哲、和算を完成させた不遇の算術家・関孝和、史上最強の棋士・本因坊道策という「知の巨人」と言うべき男たちと、江戸幕府の黎明期を支えた保科正之、水戸光圀といった偉大な名君たちの物語である。
安井算哲の大和暦は世評を高め、貞享暦として、ほどなく帝により新しい暦として採用されました。安井算哲は、渋川春海と名を改め、日本独自の暦を創始して功績により、初代天文方に任ぜられました。算哲とその妻えんはくしくも、同じ年、同じ日に亡くなりました。
コペルニクスの地動説
一瞥即答 いちべつそっこたえ
囲碁侍 いごさむらい
彼は日本中残る隈無く歩いた くまなく
日食、月食 にっしょく げっしょく
精進する しょうじん
公家と民 くげ
改暦に挑む いどむ
価格に合意する ごうい
を見張る みはる to keep watch over
気まぐれな性格
気迫がある男
帝 みかど
君のためなら命も惜しくない
暦は賜るもの たまわる
切腹の刀 かたな
囲碁の棋譜をさっぱり分からない私は、囲碁のやり方とルールを勉強しないといけなくなります!そして、天文学の知識も精進しなければ、ならないです。数理と天測の嵌りに誤りがあるはずと言うことをきいて、ちんぷんかんぷんでした。実はこの映画をなんどか前に観見たことがありそうですが、詳しく覚えてないです。やはり難しい映画を何回観ても、新しく観る感じました。
十月二十一日(日曜日)午後、景新図書館でクロッギングダンスの授業で、『君が分かるか』を練習しました。授業の後、仲間と一緒に景美夜市おやつを食べました。
你懂不懂 作詞:李雋青 作曲:姚敏
切切蓬蓬 切蓬切蓬 切切蓬蓬 你懂不懂
我像一條龍 你不過一個小小蜈蚣
切切蓬蓬 切蓬切蓬 切切蓬蓬 你懂不懂
我像一顆松 你不過一個小小洋蔥
一個天來一個地 我和你相差不知多少里
我就是嫁雞嫁犬 也不會嫁給你
切切蓬蓬 切蓬切蓬 切切蓬蓬 你懂不懂
我是一條龍 怎能夠嫁你小小蜈蚣
切切蓬蓬 切切蓬蓬 切切蓬蓬
夜、2014年公開された日本映画『超高速!参勤交代』を観ました。江戸時代の参勤交代を題材にした土橋章宏作の脚本。今週いっぱい2016年の続編映画『超高速!参勤交代 リターンズ』を観るつもりです。
江戸時代、八代将軍・徳川吉宗(よしむね)治世下の享保20年(1735年)。陸奥国磐城の小藩・湯長谷藩の藩主・内藤政醇(まさあつ)は、一年間の江戸での勤めを終えて湯長谷に帰国した。ところが、それから間もなく江戸屋敷に居るはずの江戸家老・瀬川安右衛門が、江戸幕府老中・松平信祝(のぶとき)の命令を携えて政醇の前に現れる。その命令とは、帰国を果たしたばかりの政醇に対し、湯長谷藩が所有する金山の調査結果に疑義があるため、事情説明のために「五日のうちに再び参勤せよ」というもの。無理難題をふっかけて湯長谷藩を取り潰し、金山を手に入れようとする信祝の謀略だったのだ。
石高1万5,000石の湯長谷藩には4年前の飢饉の影響もあって蓄えがなく、参勤するための費用がない。家臣たちからは「幕府に直訴する」「賄賂を贈って許しを乞う」など意見が二分して話がまとまらない。これに対し、政醇は家臣と領民を守るために、あえて理不尽な参勤を受け入れることに決め、家臣一の智恵者である家老・相馬兼嗣(かねつぐ)に意見を求めた。相馬は、少人数で山中を走り抜け、幕府の役人の監視のある宿場のみ日雇い中間を揃えて大名行列を組むという案を挙げ、早速準備に取り掛かった。
その日の夜、政醇と相馬のもとに、一匹狼の忍び・雲隠段蔵が現れ、「自分を山中の道案内人として雇ってくれ」と言い出した。胡散臭い段蔵をいぶかしむ相馬に対し、政醇はあっさり快諾し、一行に加えることにした。翌日、政醇以下の湯長谷藩一行総勢八人は、段蔵の先導の元、江戸に向けて出発した。一方、政醇が参勤することを知った信祝は湯長谷藩一行を亡き者にすべく、配下の忍び衆を刺客として差し向けた。
高萩宿を無事に切り抜けた政醇たちは日雇い中間たちと別れ、段蔵の案内で山中を走り抜ける。その夜、野宿する政醇一行を殺しに公儀隠密の夜叉丸と虎之助が忍び寄るが、段蔵は二人の前に姿を現し、「明日、礼金を受け取ったら逃げるつもりだから、それまで待て」と依頼する。
政醇は褒美として家宝の短刀を段蔵に渡し、相馬が手配した馬に乗って単身牛久宿へ向かう。相馬たちとの待ち合わせ場所の宿「鶴屋」に到着した政醇は、そこで他の飯盛り女と揉めて折檻を受けていたお咲を見つけ、自分の部屋に呼び介抱する。「金のため親に売られた」と話すお咲に対し、政醇は厳しい乳母に育てられた自身の境遇を重ね、心を通わせていく。
その頃、相馬たちは廃寺で夜を過ごしていたが、悪夢にうなされた相馬は水を飲みに行った井戸に誤って落ちてしまう。そこに夜叉丸ら忍び衆が現れて一行に襲い掛かる。礼金を受け取った段蔵はすでに姿を消しており、身軽に走るために刀槍を持っていなかった湯長谷藩一行は逃げ出し、谷川に落ちてしまう。相馬たちを尻目に、段蔵は受け取った礼金で豪遊していたが、その礼金が金銀ではなく古く錆び付いた銭ばかりなのを目にし、政醇たちを見捨てたことを後悔する。翌日、川岸に辿り着いた湯長谷藩一行は、自分たちのいる場所が牛久宿の一つ先の藤代宿だと知り、政醇とは江戸で合流することに決め、後から追い着いて来た相馬と共に江戸に向かう。その頃、幕府の役人に追われた政醇はお咲を連れて江戸に向かい、途中で夜叉丸に見付かり殺されそうになるが、そこに段蔵が駆けつけて命を救われる。
江戸の手前の取手宿に到着した相馬たちだったが、予定日を過ぎていたため、手配していた日雇い中間たちが全員帰ってしまう。途方に暮れ、刀を持たず切腹もできない相馬たちの前に、内藤本家の磐城平藩・内藤政樹の行列が通りかかり、「飢饉の時に援助してもらったお礼」として行列を「湯長谷藩の行列」として提供してもらう。無事に取手宿を通り抜け、行く手に現れた伊達家の行列をかわした相馬たちは江戸へ入り、湯長谷藩江戸屋敷にたどり着く。
期限当日。江戸に入った政醇・お咲・段蔵に忍び衆の集団が襲い掛かる。そこへ江戸屋敷の家臣たちを引き連れた相馬たちが加勢に現れ、激しい斬り合いになる。政醇は急いで江戸城に向かい、大手門で待ち構えていた信祝と老中首座・松平輝貞ら幕閣と対面する。幕閣の前で政醇は、「湯長谷藩の金山から取れるのは、『慌て者の金』と呼ばれる鉄(くろがね)の一種 」と明かし、これを聞いた輝貞は、「不確かな情報で騒ぎを起こした」として信祝を罷免する。怒り心頭の信祝はこのままでは終わらないと憎憎しげに毒づきながら、ひとまずその場を去るのだった。
騒動の終結後、段蔵は礼金を政醇に返して立ち去り、政醇はお咲を側室に迎える。そして江戸行きの片道分しか資金を用意していなかったため、一同は再び駆け足で磐城への帰途に就くのだった。
参勤交代 さんきんこうたい
持参人払い
家老 かろう
妾 めかけ 側室 そくしつ
厠 かわや 雪隱 せっちん
飢饉 ききん
老後に備えて何がしかの蓄えをしている たくわえる
年貢 ねんぐ
一年おきに
倉 くら
コオロギ 蟋蟀 カマキリ 蟷螂 イナゴ 蝗蟲 ノミ 跳蚤 ダニ 蟎
虱 しらみ 毛虫 けむし 蠍 さそり ムカデ 百足
試金石 しきんせき
賄賂 わいろ
時の情勢に明るい人は俊傑(しゅんけつ)である
曲者 くせもの
忍びの者 にんじゃ
敵 かたき
段取り だんどり
耳に胼胝ができたわ! たこ 歩き続けたときの足の裏には胼胝(たこ)が出来る
『超高速!参勤交代』は、第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞をもらいました。映画の中に諺がいっぱいありましたが、残念ながら、日本語の字幕が載せてなかったので、二回観ないと、知らない単語がただ耳に東風でした。
十月二十二日(月曜日)曇り。2017年公開された日本映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』を観ました。神山健治監督によるアニメ映画。また、本作のスピンオフ『エンシェンと魔法のタブレット 〜もうひとつのひるね姫〜』にも本項で触れる。
岡山県倉敷市児島、瀬戸大橋のたもとののどかな町・下津井で、無愛想な父モモタローと二人暮らしをしている女子高生の森川ココネ。彼女はいつも昼寝をするたび、不思議なことに同じ夢ばかりを見ていた。
ココネは、夢の中では機械産業が盛んなハートランド王国の姫エンシェンになっていた。彼女はタブレットを使い魔法を操ることが出来たため、父親である国王によってガラスの塔に幽閉されていた。ハートランドにはエンシェンを狙う巨大な鬼がたびたび現れて街を破壊するため、国王は巨大な人型ロボット・エンジンヘッドを開発して街を守っていた。エンシェンは魔法で命を吹き込んだ人形ジョイと共に城を抜け出して鬼を倒そうとするが、その場面で夢が終わり、ココネは目を覚ます。
2020年、東京オリンピックの三日前。学校に登校したココネはホームルームの最中に再び昼寝をしてしまい、夢の続きを見る。エンシェンは、鬼に立ち向かった男ピーチと行動を共にし、タブレットでサイドカー「ハーツ」に命を吹き込んだ。しかしそこに国王の家来べワンが兵隊を連れて現れ、タブレットを渡すように迫る。ピーチはエンシェンを逃がすためにベワンに立ち向かい、エンシェンはハーツに乗ってピーチの隠れ家から脱出する。
終業式を終え夏休みに入ったココネは、担任から「モモタローが警察に逮捕され、東京に連行された」と聞かされる。ココネは、モモタローが墓参りに行ったはずの母イクミの墓に向かうと、そこにはひび割れたタブレットが入った人形・ジョイが置かれていた。その日の夜、ココネの自宅に怪しい三人組の男が現れ、ココネが部屋に落としたモモタローのタブレットを奪い取る。三人組のリーダーは夢に出て来たベワンそっくりで、父からのメールに「悪い奴」と書かれていた男だったため、ココネは自宅を訪れた幼馴染みの大学生モリオと共にハーツに乗り込み、男を追って高松空港に向かう。男からタブレットを奪い返した二人は森に逃げ込み、一緒に盗み出した男のスーツケースから、男の正体が日本有数の自動車会社・志島自動車の専務・渡辺一郎だと知る。渡辺はタブレットを取り戻すため、警察を動かしココネの行方を追う。一方、渡辺からの情報を得た警察は、モモタローが隠し持っていたスマートフォンを取り上げてしまう。
再び夢を見たココネは夢の中でモリオと再会。さらに、この夢が子供の頃に父から聞かされた物語だと気づく。二人はハーツに乗って空を飛び、ベワンに捕まったピーチを助けに向かうが、途中で燃料切れとなり墜落してしまう。夢から覚めると二人はなぜか大阪にいた。彼らが寝ている間、ハーツの自動操縦機能によって移動していたのだ。二人とも同じ夢を見ていたことが分かり、モリオはココネが見ている夢が現実の事件を解決する鍵だと考える。ガソリンスタンドで休む二人の元にモリオの父から電話がかかり、ココネの母が志島自動車の会長・志島一心の娘だと聞かされる。さらに、その場にいた渡辺から「モモタローが盗んだ会社の重要データが入っているタブレットを返せ」と迫られる。ココネは、父が悪事を働くはずはないと、「直接一心に会って誤解を解く」と伝える。
ココネとモリオは追手の目をそらすためにハーツを自動操縦で岡山に向かわせた。その後新幹線で東京に向かおうとするが、二人ともお金を持っていないことに気付き途方に暮れる。しかしココネがタブレットで父に助けを求めると、突然駅員が乗車券を渡してくれ、さらに新幹線の中でも駅弁が差し入れられるなどの特別扱いを受ける。「現実でも魔法が使えるようになった」と喜ぶココネはそのまま眠ってしまい、夢を見る。
ハートランド国王はエンジンヘッドを出撃させて鬼を迎え撃つが、人力のエンジンヘッドでは鬼には太刀打ち出来なかった。エンシェンはエンジンヘッド内部に入り、魔法の力でエンジンヘッドを動かして戦おうとするが、国王の家来たちはそれに反対し、動力を停止させてしまう。エンシェンは最上部に向かい動力を再起動させるが、直後に鬼が攻撃を始め、最上部から転落する。間一髪でピーチに助けられた瞬間、エンシェンはイクミに姿を変え、地上に落ちていく。夢から覚めたココネは、この夢が作り話ではなく、母イクミの思い出話なのだということに気付く。
東京に到着した二人の前に志島自動車の社員が現れ、モリオは囮になってココネを逃がす。しかし社員たちは「渡辺から守るために来た」と語り、タブレットの秘密を語る。タブレットの中には、イクミが開発した自動操縦プログラムのオリジナル・データが入っており、渡辺がデータを手に入れて、一心を失脚させようと企んでいるのだという。モリオは社員たちと共に警察署に向かい、釈放されたモモタローを連れて志島自動車本社に向かう。一方、一人で志島自動車本社に来たココネは門前払いを受けて途方に暮れていたが、そこに事情を知らない一心が現れる。自分を孫だと知らない一心に母の話を聞いたココネは、一心と別れた後、渡辺に捕まりタブレットを奪われてしまう。
夢の中に入ったココネ。ベワンは、国王が鬼退治に失敗した後に、魔法を使って自分が開発したエンジンヘッドで鬼を倒して国王の座を奪うつもりだと語り、用済みになったタブレットを棄ててしまう。それを拾おうとしたココネは城の上部から落下する。騒ぎに気付いた国王が現れ、自分がイクミにプレゼントしたジョイをココネが持っていることに気付き、全ての事情を理解してベワンを捕まえる。しかしそこに鬼が現れて攻撃を始め、城が破壊されそうになる。駆け付けたピーチがエンジンヘッドに乗り込み、魔法の力で強化されたエンジンヘッドで鬼を倒すが、ベワンが呪いの魔法を使ったため鬼が暴走を始める。エンジンヘッドは鬼と共に宇宙に飛び出し、ココネは戻ってきたハーツに乗り込みピーチを助けるため宇宙に向かう。
目が覚めると、ココネは本社ビルの30階から転落しかけていた。モモタローはココネの手を握り、1階ではモリオや社員たちが突然現れたハーツと共にココネを助けようとしていた。ココネとモモタローは力尽きて転落するが、ハーツに助けられて無事に1階に着地する。二人は騒ぎを聞いて集まったマスコミに囲まれる中、一心と再会する。騒動が終わった後、東京オリンピックの閉会式をモモタロー、一心と共に自宅で見ていたココネは、イクミのような開発者になるために、高校を卒業したら東京の大学に進学することを二人に伝える。
受験勉強 じゅけん
既読 きどく
雉 きじ
災いを招く わざわい
追放 ついほう
退治 たいじ
心根ひとつで人は空も飛べる。 こころね
贖罪 しょくざい
魔法の呪文 じゅもん
人を救う すくう
糸口が全然見つからなかったアニメを観た私は、本当に我慢強い人間だと思います。たったアニメの内容について、2020年東京オリンピックの開幕式に選手が自動運転車に乗って、入場することが面白かったです。