今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは10月5日11時30分『「レストランバス」が東京でも走り始める』というニュースです。「レストランバス」というのは、バスの中で料理を食べながら観光します。京都や北海道など日本のいろいろな所で走っています。5日から東京でも「レストランバス」が走り始めました。日比谷や皇居の近くなど東京の有名な所を回ります。
バスの屋根は透明で、開けることができます。客は2階の席で景色を見ながら、コックが1階のキッチンで作ったフランス料理を食べることができます。バスが揺れても飲み物がこぼれないように、テーブルにはコップを置く穴があります。バスが有名な所に着くと、イヤホンを使えば、そこを紹介する音声を日本語や英語、中国語、韓国語で聞くことができます。
バスを運行する「WILLER EXPRESS」の平山幸司社長は「屋根が開放できるので、風を感じながら料理を食べてもらい、東京を五感で楽しんでほしいです」と話していました。会社によると、東京では1週間に3日、昼と夜の2回ずつ走る予定で、予約が必要です。
台北にいま観光バスがありますが、近い将来「レストランバス」があれば、私も予約します。外国人の友達を連れて、一緒に「レストランバス」に乗り、お喋りながら、美味しい台湾料理を味わい、雨にも負けず、風にも負けず、台北の風景を楽しめます。
十月五日(金曜日)2011年『まほろ駅前多田便利軒』を見ました。日本語字幕があるので、日本語の勉強にもなれます。三浦しをんによる日本の小説。第135回直木三十五賞受賞作品。「まほろ」は東京都から神奈川県へ就き出るようにある街です。東京都南西部最大の住宅街であり、歓楽街であり、電気街であり、書店街であり、学生街であるがゆえに、スーパーマーケットやデパート、商店街や映画館といった施設は軒並み揃っている。そのため、生涯を通して大凡のことがまほろ市内だけで済み、街から出て行く者が少なく、たとえ出て行ったとしても、また戻ってくる者が多い。著者である三浦が在住している町田市がモデルとなっている。
まほろ市の駅前に位置する便利屋、「多田便利軒」を真面目に営む多田啓介、そして彼の元へ転がり込んできた行天春彦。一年間二人の下へ舞い込んでくる、どこか奇妙で、きな臭い依頼に係わっていくうちに、さまざまな人間模様が見えていく。痛快便利屋物語。作中に登場する「ハコキュー」、「小山内町」と言った地名や風景の多くは、町田市内に実在する地名や建造物をモデルとしている。
福祉国家では揺り篭から墓場まで生活が保障される ゆりかご はかば
プラスチックは熱せられると歪む ひずむ
彼にはおやじも持て余している もてあます
使用期限を切れる
ふざけるな!
あんまり調子に乗らないで!
2014年公開された『まほろ駅前多田便利軒』シリーズ大騒ぎの大・団・円の『まほろ駅前狂騒曲』を見ました。残念ながら、日本語字幕が載ってないです。多田啓介は、行天春彦とコンビになって、もう二年を経ちました。お互いに助け合って、励まし合って、よいチームワークができました。キャッチコピーは「俺たち、パパになってもいいですか?」、「バツイチ二人。その愛を、命がけで守れ、便利屋!」、「間引き運転反対にバスジャック!」、「便利屋コンビに危機せまる!」
行天の精子を受けた同性愛の元妻の三峰凪子医師は、アメリカで一ヵ月半の海外医学研究の素晴らしいチャンスを掴むため、行天さえも会ったことがない彼の実娘の春の子守りを依頼されてしまう。監督は「まほろ駅前多田便利軒」も手がけた大森立嗣が続投し、キャストにも映画版やテレビ版でおなじみの顔ぶれが再結集。さらに、行天の過去の秘密を知る謎の男が登場。
行天のお母さんは天の声の教団のメンバーで、自分の子は特別な子供だと信じて、子供が風邪をひいても病院に連れて行かないし、薬もだめ、科学や体を汚染するのはいけないから。少しでも悪いことをすれば、子供を処罰しました、神様の声が聞こえなくなる訳でした。お母さんはただ神様のことを信じてました。
わたしの周りに神様の声が聞こえる人もいます。いつも神様に祈って、行動します。ちょっと変です。人間って、やはり自分の声を聞いて、自信を持って、行動すべきではないでしょうか。生きてるうちにやり直ることができて、何回も。『まほろ駅前狂騒曲』は『まほろ駅前多田便利軒』より面白かったです。映画をみるだけ、楽しまされました。ビバまほろ!
十月六日(土曜日)有川浩による恋愛小説を2015年に映画化された『レインツリーの国』を見ました。日本語の字幕があるので、日本語の単語をいっぱい習って、日本語の脚本のことも、難聴者とのコミュニケーションも勉強しました。さらに、関西弁で喋る場面がいっぱいありました。関西弁って、身につけることは無理です。
ストーリは自分が好きな小説の感想を書いているウェブサイトを探していた男性が、共感する感想をブログで見つけ、そのサイトの管理人であり難聴を抱える女性と交流を重ねていく。
向坂伸行はヘルパーとしても時々病院に通っている。病院から戻った早々、実家の引っ越しの片づけの続きを再開する。伸行の母が美容院の仕事を引退するため、ここを引っ越すことになったのだ。自分の部屋を片付けていると、ふと大好きな本の下巻だけがなくなっていることに気付く。下巻の内容を思い出そうとするが思い出せず、とうとう片付けそっちのけで上巻、中巻を読みふけってしまう。
本を読み終えても下巻の内容が思い出せず、気になる伸行はネットで内容の検索を始めたところ、ひとみが管理人のサイト「レインツリーの国」を偶然発見し、とても共感する。サイトにはメッセージボタンがあったため感想を書き溜めておいた。後日、本業の仕事の帰宅後に一杯やりながら、感想メールのハンドルネームを考えていたところ、ふと名前を思いつきメールに書き込んだところ、勢い余って送信ボタンまで押してしまう。
メール送信後、気持ち悪がられるのでは、と後悔する反面、返事がもらえるのでは、と期待する伸行だったが、返事はなかなかこず、あきらめかけていたころひとみからの返事が入る。大喜びの伸行はすぐに返信しようとするが、会社の先輩は、返信は夜九時まで待てという。伸行は先輩の忠告通り夜九時まで待って返信を送ったが、ひとみからはすぐ返事が届き、二人はとても盛り上がる。
会ったことのないひとみがどんな人なのか、思いをはせながらメールのやり取りを続ける伸行だったが、とうとう、会いたいというメールを送ってしまう。そのとたん、ひとみからの返事はこなくなってしまった。メールがこなくなって五日目、会社の先輩に話したところ社内の懇親会に誘われ、そこで社内の女の子に気に入られるが相手にせず、場の雰囲気を壊してしまう。
懇親会からの帰りの電車の中で、ひとみにお詫びのメールをどう入れようか悩んでいたところ、ついにひとみからの返事が届き、二人は青山の本屋で会うことになったのだった。まず、御昼の場所に意見が違う、次に映画に意見が違う、結局は、彼女の耳の不自由なことを気がついた。
贔屓 ひいき〈店などへの〉 patronage 彼女は日本びいきです。
いい結末がつけば何よりです。 けつまつ
子供を攫う さらうkidnap [carry off] a child 謎の組織に攫われたヒロイン
精神的に打ちのめす 全く打ちのめされたような気持ちだった
仲の良い二人をを引き裂く ひきさく
刺を抜く とげ
勝手に親近感が湧いた かって
突き放された感満載です
人生は儘ならない まま 人生は思い通りに行かないことです
突きつけられる
貴乃花が曙を負かした時、 観客は皆エキサイトしました。
閉塞感 へいそくかん
画面の向こうにいる
メールを寝かせる
熟成させればさせるほど、美味しくなる
彼は少しのことで赤面する せきめん
世界不況の真っ只中にいる まっただなか
今は掛け替えのないときだと思う かけがえ
ぶっちゃけ ぶっちゃけた話し、これっていくらぐらいしたの?
お開きにした方が良さそうです。
私は慣れない環境に戸惑う とまどう
ちぐはぐな靴下 ちぐはぐ
下らない事を言う 下らん事を言う くだらない
卑怯な振る舞いをする ひきょう
雪が積もって人の往来も途絶えた とだえる
天誅を加える てんちゅう
障害者はうざい
哀れな目で見られる あわれな
類いない たぐい
年を取るに連れて、人間は耳が遠くなります。私はほぼ二十年前、台湾師範大学院通訳学科に入学する前に、体検査を受けました。自分の聴覚力が落ちることを知りました。高音域と低音域の音が聞けなくなりました。通訳者にとって、聴覚が一番でしょう。スピーカの話を聞こえないと、困ります。それから、耳を大切しますけれども、聴覚力が退化進んでいく一方です。だから、『レインツリーの国』を見て、同感を引きました。
2016年に公開された日本映画『蜜の哀れ』を見ました。室生犀星が1959年に刊行した幻想小説。詩や俳句、随筆など様々なジャンルの作品を残した作家・室生犀星が、晩年に発表した会話のみで構成されたシュルレアリスム小説。自分のことを「あたい」と呼ぶ愛くるしい赤子と、赤子から「おじさま」と呼ばれる老作家。第一章:あたいの初夜;第二章:金魚のそら似;第三章:死と税金;第四章:命あるところ。
「おじさま、お早うございます。」 「あ、お早う、好いご機嫌らしいね。」 「こんなよいお天気なのに、誰だって機嫌好くしていなきゃ悪いわ、おじさまも、さばさばしたお顔でいらっしゃる。」 「こんなに朝早くやって来て、またおねだりかね。どうも、あやしいな。」 「おじさまは楽しいことを知ってる。恋人同士するようなこと。おじさま、なさたの?」「金魚はいつも燃えてるの、体の中まで真っ赤ねぇの。」「交尾がいかん。」
親子以上に年の離れた二人だが、とめどない会話を交わし、夜になると体を寄せ合って寝るなど、仲睦まじく暮らしていた。赤子はある時は女(ひと)、ある時は真っ赤な金魚と姿を変えるが、普通の人間には彼女の正体はまったく分からない。そんな中、老作家の過去の女が幽霊となって現れた。官能的かつレトロな世界観にミュージカル要素が挿入されるなど、鬼才・石井監督が放つ独特の作風に期待が高まる。鈴木清順監督への敬意も込めて同監督の『踏みはずした春』(1958年)の映画看板が登場する。
丸いお尻とチャーミングな顔の赤子(二階堂ふみ)は、自分のことを「あたい」と言い、「おじさま」と呼ぶ老作家(大杉漣)と一緒に暮らしていた。赤子には、何と真っ赤な金魚にもなる秘密があった。二人がひっそりと生活していたある日、老作家の過去の女が現れ。おじさまのおふくろはおめかけさんです。女から女へ渡るお父さんの庶出の息子です。自分自身と格闘することによって、文章を書きます。
価 あたい
裂ける さける
正体を現わす しょうたい
彼は甚だ愛すべき人物だ はなはだ
彼は生徒から深く慕われている
腹の立つこと夥しい おびただしい 夥しい金額になる
お公卿さまは三人の女の間を行ったり来たり 御くぎょう
矜持の高い女 きょうじ
子どもを孕む はらむ
もうこうなりゃ破れかぶれだ やぶれかぶれ
金魚は、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚。飼育が容易であるため、世界中で親しまれている。原産地は中国。中国の鮒(チイ)の突然変異種である緋鮒(ヒブナ)を改良したものである。キンギョをフナではなくコイの仲間とみなし、近年、DNA分析の結果ギベリオブナが直接の先祖にあたることが判明した。金魚は淡水性で、主に藻や水草を食べる。卵生で水中の植物に産卵する。通常30センチメートル程度まで成長する。寿命は10年-15年。生存可能な水温は0度〜41度。品種改良により、様々な色・形態の金魚が作り出されている。
昭和時代の文学的な映画が好きになる私は、紅いシフォンを着る金魚と長い黒髪をして、全身真っ白の着物を着る幽霊は印象的です。年をとった老人が両手に紅白の花の遊びは面白い。怪しい背景音楽がちょっと気持ち悪いです。最後に老作家の言葉は、『人を好きになることは楽しいことです。』それは確かです。金魚と老作家、金魚と幽霊のダンスのシーンはすばらしい。老作家は時間を大切して、時計をみながら、行動するのも面白い。
十月七日(日曜日)探偵映画の一日でした。午後、浦島太郎の『まい踊り』を練習しました。
2015年に公開された映画『探偵ミタライの事件簿星籠の海』を見ました。映画化の発表時点で島田荘司の推理小説の御手洗シリーズ最終作となる「星籠の海」を原作、主演は御手洗潔(みたらいきよし)を演じた玉木宏で、福山市制施行百周年の2016年に公開された。御手洗シリーズは島田のデビュー作である『占星術殺人事件』を始めとする、御手洗潔を主人公としたミステリーシリーズ。
御手洗潔は1948年11月27日生まれ。シリーズ第1作『占星術殺人事件』では、東横線の綱島に事務所を持つ「探偵が趣味の占星術師」であったが、後にこの「占星術師」という設定はフェイドアウトして行き、正式に横浜の馬車道に事務所を構え、「星占いが趣味の私立探偵」となり、近年では「探偵が趣味の脳科学者」という設定になっている。
戦前は高級官僚であった父親と数学者の母親の間に生まれ、姓は父方のものだが幼少期に父が音楽学校の講師となるため渡米、母も研究に没頭していたため横浜市で「セリトス女子大学」を運営していた母方の実家に引き取られ、伯母(当時セリトス女子大学理事長)と祖父によって大学の敷地内にあった邸宅で育てられる。
幼少期より聡明さと達観した性格を持ち、幼稚園児や小学生の頃から難事件を解決しているが、この頃より真相を明らかにするよりも当事者にとって最適な落とし所を見つける姿勢や、後の女性嫌いの端緒と思しき伯母への反感が見られる(『Pの密室』)。
十代の頃にはアメリカに留学して飛び級で15歳でボストンの「アメリカ有数の名門大学」へ入学(『御手洗潔のメロディ』収録「ボストン幽霊絵画事件」)、1969年当時は二十歳そこそこの若さでコロンビア大学の助教授となるも(『摩天楼の怪人』)、1974年までには世界各地を放浪した後帰国して京都大学医学部に入学するも中退(『追憶のカシュガル』)、再度渡米し研究職やジャズ・ミュージシャンとして活躍した後日本に帰国し、占星術師となる。
占星術師を廃業し、私立探偵として幾つかの事件を解決した後、北欧へ移住、スウェーデンのウプサラ大学で教鞭をとりつつ、脳科学の研究を行っている。IQは300以上。語学に堪能で、地球上のほとんど全ての言語に通じているが、流石にヒエログリフは読めない(『水晶のピラミッド』)。ある理由からコーヒーは飲まず、紅茶派である(「数字錠」参照)。「御手洗潔」という名前の由来は、作者である島田荘司の少年時代の渾名(あだな)「便所そうじ」から来ている。
2011年公開された東直己の推理小説シリーズの探偵映画『探偵はバーにいる』を見ました。大泉洋・松田龍平主演。人口百九十万、アジア最北の歓楽街北海道札幌市「すすきの」のバー「ケラーオオハタ」に入り浸るプライベートアイを持つ私立探偵とその助手・高田が、ある事件に巻き込まれながらもその真相を追っていく、ハードボイルドもの。高田は、北海道大学農学院空手道場の師範代であり、一日中寝てたりする変わり者。
根城とするススキノのバー「ケラーオオハタ」に電話してきた「コンドウキョウコ」を名乗る女性の依頼で、とある弁護士を揺さぶった「探偵」は、帰り道「どう見てもその筋の方々」に拉致され、雪原に生き埋めにされる。辛くも脱出した「探偵」は、このままでは済まさないと、調査を開始する。依頼は、二年前の札幌の再開発計画絡みの放火殺人事件とその実行犯の変死、一年前の実業家暴行殺人事件に関連すると思われたが、放火されたビルから遺体で発見されたのが「コンドウキョウコ」であったと知り、困惑する。
最後に、危機を感じた探偵はすぐに小樽からさっぽるに戻って、「コンドウキョウコ」と地元一番下品なヤクザ北栄会花岡組の若頭の結婚式で、京子はもう敵を全部銃で殺して、自殺してしました。恋は人を狂わせます。男って悲しい生き物ですねぇ、女って、一緒です!
十月八日(月曜日)天気の変化が激しくて、雨の一日でした。文山楽齢センターのボランティアーたちは二台の貸切バスで基隆市暖暖楽齢センターへ行って交流活動を行いました。その傍ら、平和島、黃金博物館、八斗子潮境公園を訪ねました。バスの中で、カラオケをいっぱいしました。楽しかったです。
午前中、平和島に一時間の暇があって、公園を回った時に、急に雨が降り出しました。雨に濡れないように、平和島の一番高い所のレーダーカフェに雨宿りに駆け込んで、お菓子を食べながら、コーヒーを飲みました。お客さんが私しかなかったんです。昔の軍事用地なので、インテリアデザインは主なカモフラ柄で、懐かしい雰囲気が漂ってました。音楽を聞きながら、静かな一時を過ごしました。
午後、大雨の中に、外国人に人気ある九份へ参り、黃金博物館に入り、超長い列が並んで、220キログラムの金の塊りを日本語入門読書会の黄先生と一緒に触りました。信じられないでしょう。枕のサイズの金の塊りは当日の値段が二億四千万台湾元にも超えます。後に、太子賓館も見学して、庭にある大きいサルスベリは雨に濡れた幹がキラキラしてました。
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