究極の大トリ

皆さん、おはようございます。いよいよ明日は台北市立図書館楽齢センター合同発表会を行います。我が日本語入門読書会は、景新図書館にある文山楽齢センターの代表として、『浦島太郎イン台湾』というミュージカルを演出する予定です。しかも究極の大トリで、ほんとうに光栄の至りでございます。

九月の初めに、景新図書館の主任から台北市図書館にある楽齢センター合同発表会での演出のお招きがあったとのことをお知らせをして、素晴らしいチャンスと思って、週に一回三十人以上の学生さんと一生懸命練習して、『浦島太郎』と『台湾楽しや』をしっかり暗記しておきました。明日の晴れ舞台に上がることを、皆はわくわくドキドキする気持ちいっぱいするはずです。

舞台上の一分間は、舞台下での十年間の努力の結果だと中国人はよく言って、我々はただ舞台上の七八分間のミュージカルですが、合唱と踊りもあれば、芝居もあります。過去一ヶ月半努力の結果をきっと開花できるはずです。ご来賓に素晴らしい印象を与えると信じてます。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは１０月１１日１６時１５分『東京都の豊洲市場がオープンする』というニュースです。８０年以上魚や野菜を売ったり買ったりしてきた東京都の築地市場が古くなったため、東京都は新しく豊洲に市場をつくりました。

敷地面積は４０万７０００平方メートルの豊洲市場の広さは築地市場の１．７倍です。豊洲市場をつくっているときに、土の中に人の体に悪いものがあることがわかりました。このため、築地から引っ越すことが決まってから豊洲市場がオープンするまで１７年かかりました。

１１日の午前５時半に、鐘の音が鳴り響く中でまぐろの競りが始まり、威勢のよい掛け声とともにマグロが次々と競り落とされていきました。集まった人たちが新しい市場のオープンをお祝いしました。築地市場はとても有名で、外国人にも人気がありました。豊洲市場も、日本でも外国でも有名な市場になるためにこれから努力が必要です。

私は前に東京にいた時、よく築地市場へ行って、安くて、新鮮な刺身を食べます。今度東京へ行くチャンスがあれて、加ならず豊洲市場を見学します。そして、新鮮な海鮮料理を食べます。

十月九日（火曜日）忙しい一日でした。誕生日の祝いパーティは午前中十一時から夜九時まで、実家で十二人が集まって、食べたり、飲んだり、歌ったりしました。楽しい６３歳の誕生日でした。優しい主人がずっと料理をして、パーティの支度を手伝ってくれて、感謝します。

十月十日（水曜日）雨の中華民国の建国記念日でした。午前中、日本人の借家人と一緒に遅い朝食をしましたあと、中国語と英語と日本語の言語交換を始まりました。三十年前に、アメリカで留学した時に、ベルリッツという語学教育企業の中国語の先生として、アメリカ人に中国語を教えることを思い出しました。

午後、２０１３年公開された日本恋愛映画『図書館戦争』を見ました。『図書館戦争（Library Wars）』シリーズは、有川浩の小説。『図書館戦争』（2006年2月）、『図書館内乱』（2006年9月）、『図書館危機』（2007年2月）、『図書館革命』（2007年11月）の全4巻で構成される。架空の法律が社会に重大な影響を与えていることから、パラレルワールドやディストピアの世界を描いたSF小説にも分類される。主人公の成長と恋愛模様を描いた恋愛小説の要素も含まれている。

悪影響を与えるメディアへの取り締まりが法制化され、元号も昭和から平成ではなく「正化」（せいか）になったと設定された架空の日本の２０１９年以降を背景に、武力行使も辞さない強引な検閲に対抗して本の自由を守るため、図書館法に沿って設立された図書館の自衛組織・「図書隊」を舞台とする。その中でも新米隊員・笠原郁と鬼教官・堂上篤を中心に、図書特殊部隊の奮闘と恋愛模様を描く。高校三年生の時に出会った一人の図書隊員に憧れて図書隊入隊を志した笠原郁。ストーリーは、メディアの自由を巡る人々の戦いを通しながら、郁の成長と恋愛を描く。

１９８８年、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定される。１９８９年正化元年に、「メディア良化法」法の施行に伴い、メディアへの監視権を持つメディア良化委員会が発足し、不適切とされたあらゆる創作物は、その執行機関である良化特務機関（メディア良化隊）による検閲を受けていた。良化法施行後、良化隊は銃による武装化を進める。
この執行が妨害される際には、武力制圧も行われるという行き過ぎた内容であり、情報が制限され自由が侵されつつあるなか、弾圧に対抗した存在が図書館だった。

実質的検閲の強行に対し、図書館法に則る公共図書館は、「図書館の自由に関する宣言」を元に「図書館の自由法」を制定。あくまでその役割と本の自由を守るべく、やがて図書館は自主防衛の道へと突き進んだ。正化十六年検閲に対抗する唯一の組織『図書隊（Library Defense—Force in the hardship）』設立。これ以降、図書隊と良化特務機関との永きに渡る抗争に突入していくことになる。

時代は昭和から正化へと移り、図書隊は激化する検閲やその賛同団体の襲撃によって防衛力を増す。それに伴い、拡大解釈的に良化法を運用し権勢を強めるメディア良化委員会との対立は、激化の一途をたどっていた。

時を同じくして正化２６年１０月４日。高校三年生の郁は、ある一人の図書隊員に検閲の窮地から救われる。幼少時代からの大好きな本を守ってくれた図書隊員との出会いをきっかけに、郁は彼を“王子様”と慕い、自分も彼のように「理不尽な検閲から本を守りたい」という強い思いを胸に、図書隊の道を歩み始めた。

そして、メディア良化法成立から三十年を経た正化三十一年（２０１９年）。郁は、自身の夢である念願の図書隊へと入隊を果たしたが、指導教官である堂上篤は、郁が目指した憧れの図書隊員とは正反対の鬼教官だった。男性隊員にも引けを取らない高い身体能力が取り柄の郁は、顔も名前もわからない王子様を慕って人一倍過酷な訓練をこなしていく。一方、堂上は、五年前に自らの独断が起こした「ある事件」を重く受け止めていた。

やがて、郁は懸命な努力と姿勢が認められ、全国初の女性隊員として図書特殊部隊に配属される。そして、堂上のもとで幾多の困難な事件・戦いに対峙しながら、仲間とともに助け合い、成長していくこととなる。

図書館の自由に関する宣言
第一　図書館は資料収集の自由を有する。
第二　図書館は資料提供の自由を有する。
第三　図書館は利用者の秘密を守る。
第四　図書館はすべての不当な検閲（censorship）に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る。我々は本を守り、人の自由を守る。本を焼く国はいずれ人を焼く。

本が好きな私は、週に少なくても、台北市立図書館に三四回通って、

我々の中に裏切り者がいる。
一罰百戒  いちばつひゃっかい
教師は見せしめに彼を罰した。
新聞売子が号外号外と叫んで走る

十月十一日（木曜日）午前中、パステルのクラスに参加しました。午後、慈安老人ホームで慰問活動をしました。

２０１３年公開された日本映画『すべては君に逢えたから』をみました。２０１４年１２月に開業百年を迎える東京駅を舞台にしたラブストーリー映画。

１９１４年に開業した東京駅が、２０１４年１２月に百周年を迎えることを記念する。一日に百万人以上が利用する東京駅を舞台に、たった一人に出会う奇跡が巧みに重なりながら、クリスマスの同駅で繰り広げられる男女の恋や家族のドラマを描いたオムニバスストーリー。人間不信に陥ったウェブデザイン会社の社長、仙台と東京で遠距離恋愛中のカップル、意中の先輩に告白できない女子大生、余命半年を宣告された新幹線運転士、母親と過ごすクリスマスを夢見る少女など、十人の男女が織りなす六つのエピソードが描かれる。

JR東日本が全面協力し、東京駅でロケを敢行。十二年に復元された三階建ての丸の内駅舎や東京ステーションホテル、新幹線での撮影などが行われた。出演は玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、本田翼ら若手から、時任三郎、大塚寧々、小林稔侍、倍賞千恵子らベテランまで多数。「犬と私の十の約束」「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英監督がメガホンをとった。

開業以来、一日たりとも工事がない日はないと言われる東京駅は、駅構内などのシーンの撮影は極めて難しいとされていたが、深夜から明け方の始発前までの時間を利用して、終電後に新幹線を臨時ダイヤで動かしたりと、JR東日本の全面バックアップを受けて可能になった。 なお、撮影用列車には、E5系U13編成が充当された。２０１２年１０月に改装された東京駅構内や東京ステーションホテルなどの東京駅付近も、リニューアルオープンして以来、映画、TVドラマなどを含めても初めての撮影となる。

幸せを願う男女の6つのストーリーが交錯する、
最高にロマンティックな東京駅発、ラブストーリー！
その日、あなたにもひとつの奇跡が舞い降りる。

「出逢えたことに感謝したい」「愛していると伝えたい」「真実を打ち明けたい」「許してもらえなくても謝りたい」「最後にもう一度だけ逢いたい」──クリスマスというクライマックスに向かって、走り始めるそれぞれの想い。彼らは気付く。毎日たくさんの人とすれ違う中で、心の底から大切だと思える相手に出逢えた、それだけで既に奇跡だということに──。　

年代も境遇も性格も、バラエティに富んだ十人人の中に、きっとあなた自身も見つかるはず。彼らのように思い切って踏み出した一歩の先に、素敵なクリスマスの奇跡が待っている──。

この映画が好きです。まず、丸天井に白い鳩（或いは鷲）がある百年の東京駅が好き、プレゼントをもらえるクリスマスが好き、ケーキ屋さんの名前（cherie）はシェリで、私と同名（sherry）です。フランス語のcherieは親愛なる女性という意味です。

親に結婚を反対されて、娘は恋人と駆け落ちした。
家の内装工事
茜 あかね