2018/08/07

働き方の未来図〈2025〉

皆さん、おはようございます。今日は立秋(りっしゅう)で、夏が極まり、秋の気配が立ち始めます。海に囲まれた台湾ではピークがずれ込み猛暑の時期となることが多いですが、明日からの暑さを「残暑」と言い、手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられます。「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」を出すことになります。

炎天下で、スポーツをしたら、びっしょり汗をかくと、体に良いとわれるから、私は週に二、三回自転車に乗って、二時間ぐらい台北を回ります。皆さんに夏のスポーツと言えば、どんな競技を思い浮かべますか。水泳、サーフィン、カヌー、ビーチバレー、サイクリング、高校野球など浮かびましたねぇ。

今週皆さんと一緒にお読みしたいNHKやさしいニュースは8月6日16時15分『100回目の記念の「夏の全国高校野球」が始まる』というニュースです。百回の記念大会を迎えた「夏の全国高校野球」が5日、兵庫県にある甲子園球場で開幕し、史上最多の56の代表校が参加して開会式が行われました。

午前9時からの開会式では、大勢の人が見に来ました。1回目からずっと出ている15の高校のキャプテンが入ったあと、去年優勝した埼玉県の花咲徳栄高校、そして56の代表校が南から北の順に行進しました。今年は記録的な猛暑が続き、試合の時は選手たちが水を飲むために休む時間があって、熱中症への対策がとられました。優勝を決める試合は21日の予定です。

2014年の台湾映画『KANO』をご存知ですか。日本人監督の近藤兵太郎のスパルタ式訓練により、台湾嘉義農林学校は1931年(昭和6年)夏、甲子園球場で行われた第17回全国中等学校優勝野球大会に出場しました。近藤監督は日本人のみを贔屓することなく、守備に長けた日本人、打撃に長けた漢人、足の速い高砂族の選手たちのバランスの良いチームを作り上げて、部員たちの心に闘争心と甲子園出場への夢が芽生えていました。

嘉農が初戦の対神奈川商工戦では、3-0の完封に抑え、準々決勝の対札幌商業戦は、19-7で圧勝、準決勝の対小倉工業戦も、10-2で圧勝、魂の篭もった姿勢と素晴らしい強さは日本の野球ファンをも魅了し、応援するファンも増え決勝戦では超満員の観衆が甲子園に詰め掛ける。日本中だけでなく台湾でも大勢のファンが見守る中、その試合が始まりました。結局、中京商に完封に抑えられ、優勝はできなかったが、嘉農の最後まで諦めない奮闘ぶりは台日それぞれの人々に強い印象を残しました。映画『KANO 』をまた見ていない方はぜひ一度見てください!

八月三日(金曜日)台北市内にあるマンションの屋根が漏っていることに最近不安をかかえてるってことなんですけど、主人はあらゆる手段をほどこして、やっと、一段落ついて、私をほっとさせました。主人は大学で土木を専攻し、手先が良くて、いつも自分の書斎に物作りして、だんだんわたしの頼りになってきました。三十年以上の結婚生活をお互いに歩み寄って来て、良かったわ!

夜、台北に新しく出来たSmexyというレストランで、友達の誕生日パーティを開きました。ジャズ風のダンス音楽を聞きながら、食事して、十一時半まで、スイングしました。夜中、四人の仲間と一緒に私の台北市内のマンションで二次会のパジャマパーティーを楽しみました。三時過ぎて、電灯を消して、寝ました。

八月四日(土曜日)朝起きて、マンションの近くにある阜杭豆漿という有名な朝食店へ歩いて行って、朝六時なのに、大行列でした。三十分以上待って、やっとカウンターで、定番の燒餅に油條(中華揚げパン)と豆乳を注文しました。朝ごはんのあと、皆それぞれ家へ帰りました。

一日中、横になって、昼食を抜き、ずっと寝だめしました。

夜、私と同い年のリンダ・グラットン(Lynda Gratton)が書かれた『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』を読み始めました。2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか。「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受けるとか、「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生があるとか、どちらの人生になるかは、下流民か、自由民か、地球規模で人生は二極分化されます。

5つのトレンドによる、働き方が変わります。テクノロジーの発展、グローバル化、人口構成の変化と長寿化、個人、家族、社会の変化、エネルギーと環境問題などです。そして、働き方を変えて、ゼネラリストから連続スペシャリストへ、孤独な競争からみんなでイノベーションへ、金儲けと消費から価値ある経験へ、三つのシフトがもたらされました。

2025年、七十歳になる私は、どんな生活を送るのか、職場に戻るか、ボランティア活動に夢中にするのか、外国で暮らすのか、この世を去るのか、一寸先は闇ですが、活きている限り、やるべきことを精いっぱいやって、楽しい人生を送って行きます。

八月五日(日曜日)一日中、林口長庚病院で、薬剤師研修に参加して、単位を取りました。

夜、『日本統治時代に上流階層の趣味を探る』を読み始めました。上流階層って、1943年(昭和18年)『台湾人士鑑』から選んだ889人を代表的なサンプルになりました。スポッツとしては、1919年にできたゴルフクラブの入会費は高かったので、一般の庶民が参加する余裕がないです。趣味って、詩吟という活動を日本殖民政府は支持されることを分かりました。

八月六日(月曜日)午前中、台北のマンションへ行って、掃除したあと、中正樂齡センターで、九月から毎週月曜日午後の色鉛筆の絵画の授業に申し込みました。そして、八月末に行うカラオケコンテストとファッションショーコンクールにも申し込みました。人生初めてのカラオケコンテストとファッションショーコンクールはどうなるでしょうか、きっと良い思い出がいっぱいできると思います。

午後、文山樂齡センターで、『幸福な人生ー健康を守る』という講座に参加しました。先生に達磨易筋経(だるまえききんきょう)を教えて下さいました。禅宗の始祖達磨大師によって、ゆっくりと腹式呼吸して、内臓を鍛え、体調をより良く作り上げる効能があると主張されます。

全部で十二式の動作をする易筋経の動作は上肢・下肢・胴体の屈伸・内旋・外旋・内転・外転・外へ広げ内へ収め・身体をねじ曲げるなどの運動を要求されます。健康方法としての効能として、筋力の増強、内臓の強化、心肺機能の強化、神経系統の安定、姿勢が良くなる、血流がスムーズに、集中力が高まる、運動競技力の向上、などを挙げる者もいます。

夜、記事を書いた時に、主人に紹介されて『ごちそうさん』という連続テレビ小説を覗き見始めました。1945年(昭和20年)夏、戦争で焼け野原となった大阪で、子供たちに炊き出しを振る舞う一人の女性が物語の主人公・西門(卯野)め以子です。2013年のNHK大阪放送局が制作したテレビドラマ、総合テレビとBSプレミアムで放送されたました。中国語での翻訳は『多謝款待』、画像を見ると、中国語と日本語の字幕が両方ともあるので、日本語の勉強に役にたちます。

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